カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

2021225日放送

外食"非常事態"SP
~知られざる未来への死闘~

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すかいらーく 創業者
横川 竟(よこかわ きわむ)
ワタミ 会長
渡邉 美樹(わたなべ みき)
TGAL 社長
河野 恭寛(こうの やすひろ)

新型コロナの感染拡大から1年...2度目の緊急事態宣言でも営業制限が行われるなど、危機的な打撃を受けている外食業界。1970年のすかいらーく誕生から50年、最大の危機に瀕する外食業界は、この1年どう戦ったのか?必死の格闘の中から光は見えたのか?"レジェンド"横川氏を招きトークを展開する。

座右の銘

座右の銘

座右の銘

放送内容詳細

居酒屋が絶滅?競争激化する“焼肉&カフェ戦争”・・・外食コロナ最前線

コロナ禍で、一気に店を増やしている「から揚げの天才」。こだわりのから揚げと玉子焼きの専門店としてデリバリーとテイクアウトで人気を集めている。実はここで働くのは、居酒屋「ワタミ」の社員たち。居酒屋業態がコロナで大打撃を受ける中、その人材の受け皿としてワタミが急拡大させている店なのだ。そんなワタミを率いる渡邉美樹会長。国政から経営者に復帰、その直後をコロナが襲った。業界をあっと言わせた一手が、居酒屋120店舗を焼肉店に転換するという大胆な戦略。特急レーンや配膳ロボットの採用で運営コストを下げた分、肉の品質にこだわるという。実は今、コロナ禍の外食でほぼ唯一の勝ち組と言われるのが「焼肉」業態。店内換気がよく、自分の眼の前で焼くという安心感が客を集め、新規参入組も急増、競争が激化しているのだ。そしてもう一つ“戦争”の激化が懸念されるのが「カフェ」業態。リモートワークで長時間滞在できるカフェの需要が高まる中、外食の中でも売り上げの減少幅が少なく、続々と新規参入が増えている。居酒屋から焼肉に挑む渡邉美樹会長と、高倉町珈琲を率いる、すかいらーく創業者横川氏をゲストに、コロナ禍から1年、外食の苦悩と可能性に迫る。

8ヶ月で480店が参加!外食店の救世主”バーチャルレストラン”の真価

コロナ禍で急激な拡大を遂げている外食ビジネスがある。展開するのはTGAL・河野社長。それは、困窮する飲食店向けにデリバリー専用の飲食ブランドを提供する“バーチャルレストラン”というサービス。オムライスやチキンの専門店から、ビビンバ、薬膳カレーまで…テガルが開発した40に及ぶブランドを飲食店に提供。店舗は存在しないデリバリーの店として、店内で調理を行いウーバーなどに配達してもらう。店の立地に合わせた2、3業態を組み合わせることで、落ち込んだ収益をカバーしてくれると飲食店に人気なのだ。コロナ禍で生まれた、全く新たな外食ビジネス…外食の未来を占う最新の取り組みを取材する。

ゲストプロフィール

横川 竟

  • 1937年長野県生まれ
  • 1970年すかいらーく国立店開業
  • 2006年すかいらーくCEO
  • 2008年すかいらーくCEO解任
  • 2014年高倉町珈琲創業
    現在32店舗を展開

渡邉 美樹

  • 1959年横浜市生まれ
  • 1982年明治大学商学部卒業
  • 1984年ワタミ創業
  • 2013年参議院選挙当選
  • 2019年参議院議員退任
    ワタミ経営復帰

河野 恭寛

  • 1977年広島県生まれ
  • 2000年法政大学卒業
    光通信入社
  • 2013年TGAL設立
  • 2015年バーガーズカフェ開業

村上龍の
編集
後記

横川さんと、120店舗を「焼肉の和民」に変える渡邉美樹さんの「牛タン」を巡る論争に注目した。横川さんは「タンは厚くなければ」と主張し、渡邉さんは「部位のせいでしょうがないんです」と弁解した。「メニューには思想が宿る」横川さんの考えだ。「薄い牛タン」に何を感じたのだろうか。デリバリーの「テガル」には好感を持った。まだ未完成のサービスで可能性を感じたのだ。「離乳食や介護食もデリバリーのニーズがある」と河野さん。デリバリーのメニューにも思想は必要だろう。河野さんは今、それを探している。

村上龍

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

日曜スペシャル ガイアの夜明け

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