RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
郊外から都心へ大攻勢!激ウマ&最新鋭で客を掴む“回転寿司王者”の秘密!
最近都内にオープンした、あるテイクアウト専門店が人気を呼んでいる。運営するのは回転寿司のスシロー。定番の盛り合わせから、ちらし寿司、小分けパックまで豊富な種類を取り揃え、ヒットを飛ばしている。実はコロナ禍で外食業界が苦境を強いられる中、スシローは回転寿司チェーン大手3社で唯一、売り上げを増やしている。スシローの強さの秘密は3つ・・「大満足厚切りネタ」「最速スピード」「徹底的非接触」だ。新鮮なネタを店舗で手切りし、分厚いネタで客を満足させる。一方で、1秒でも早く提供しようと独自の回転レーンを導入して、寿司待ちのストレスを解消。さらに、店内での案内から会計までを自動化し、店員と接触せずにすむ“安心の店舗”を実現している。店のハイテク化にはコロナ前から取り組み、費やした歳月は2年。そんな他にはない店作りが、客から圧倒的な支持を得ているのだ。そんなスシローは今年4月、社名を「FOOD & LIFE COMPANIES」に変更した。京樽を吉野家HDから買収して寿司を強化する一方、新規事業や海外展開にも注力するという。従来は郊外のロードサイド中心に出店していたが、都心への出店攻勢を強めている。
東大、電通、外資コンサル、JAL再建・・回転寿司を世界企業へ一変させる男
社長の水留は東大卒業後、電通に入社。36歳で外資系コンサルティング企業の社長となった異色の経歴を持つ。その後、企業再生支援機構に入って手がけたのが、JALの再建だった。JALの副社長時代、当時会長だった京セラ・稲盛和夫のもとで人員整理を担当。それまで経営コンサルとして自信をつけてきた水留だが、稲盛から「ビジネスを分かっていない」とよく怒鳴られたという。稲盛流の経営術を叩き込まれた水留は、「コンサルではなく、自ら会社を経営したい」という思いに至り、2015年、スシローの社長に就任。徹底的な改革によって、苦境のコロナ禍でも収益を上げることに成功する。
ゲストプロフィール
水留 浩一
- 1968年神奈川県生まれ
- 1991年東京大学理学部卒業、電通入社
- 2009年企業再生支援機構
- 2010年日本航空 取締役副社長
- 2015年スシローGHD 代表取締役社長
企業プロフィール
- 本 社:大阪府吹田市江坂町1−22−2
- 設 立:2015年3月 ※あきんどスシローは84年創業
- 売上高(連結):2050億円
- 社員数:2863名
村上龍の
編集
後記
確かに、スシローではなく、「FOOD&LIFE COMPANIES」の経営者と話しているのだと思った。ただし、水留さんは寿司に詳しかった。ハマチの皮引きに板前さんが少し失敗したのを、見逃さなかった。寿司の世界に入って6年、たぶん勉強したのだろう。プロの経営者とは、という質問には「プロでない経営者などいない」と、ごく当然のことだという風に答えた。すべてが論理的で、でも優しさも感じた。その優しさが寿司に生きている、そう思った。


















