カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

2022616日放送

社員一人一人をスターに!
危機を突破する「面白集団」

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ビームス 社長
設楽 洋(したら よう)

海外の服や雑貨を仕入れて販売するセレクトショップの「ビームス」。1976年の創業以来ずっと黒字を続けてきたが、2020年にコロナ禍で客が激減し、初の営業赤字へと転落した。そこで社長の設楽は大改革を断行。2022年2月の決算では黒字へとV字回復を果たした。長引く景気の低迷や個人間で古着を売買できるフリマサイトの台頭などで、撤退や閉店が相次ぐアパレル業界。しかし、ビームスは独自の戦略で危機を突破しようとしている。元々はダンボール工場だったという意外な歴史。さらに、個性的な社員を次々と生み出す戦略。危機を突破する「面白集団」の全貌に迫る!

社長の金言

店は スタッフに会いに行く劇場

未公開インタビュー

座右の銘

放送内容詳細

社員一人一人がスターに!服の「売り方」が大激変

コロナ禍で実店舗への来客が激減したことを機に、ビームスは服の「売り方」を大きく変えた。店員だけでなく、バイヤーやデザイナーまで、社員たちがユーチューブやインスタグラムを使って自由に情報を発信できるようにした。社員一人一人をスターに育てて、ファンを獲得しようという戦略だ。さらに、実店舗は「出会いの場所」、「エンターテインメントの場所」と定義した。例えば、友達や家族が買いたい服を見せあい、相談できるようにという狙いから、複数人で試着できる広い試着室を設置。また、店内にライブコマースの専用ステージを作り、営業時間中にもスタッフがスマホに向かって実演販売をするようになった。さらに、VRを使ったバーチャル空間でも販売を始めた。激変する服の「売り方」。その最前線を追った。

元々はダンボールメーカー・・・なぜファッションに?

ビームス創業のきっかけはオイルショック。設楽の父はダンボール会社「新光」を経営していたが、業績不振に陥り、新規事業を模索。素人なのにファッションの店を始めることになった。当時の学生たちはアメリカ文化に強い憧れがあったため、設楽は父に「アメリカのライフスタイルを売る店にしたらどうか」と提案。原宿の雑居ビルに1号店をオープンすると、父の仕事を手伝い始める。その後社長に就任すると、設楽は次々と新しいことに挑戦し、業績を拡大していった。

ゲストプロフィール

設楽 洋

  • 1951年東京生まれ
  • 1975年慶応大学経済学部卒業
  • 1983年ビームス入社
  • 1991年社長就任

企業プロフィール

  • 本 社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング
  • 創 業:1976年
  • 従業員:1812名
  • 売上高:2022年2月期735億円

村上龍の
編集
後記

ビームスはやっていることが派手に見えるが、実は地味なことをコツコツとやってきた。日本人の好みももちろん考えたし、和風も取り入れてアレンジもした。「日本の若者の風俗・文化を変えよう」というベースが生きていることは何でもやってきた。年間500件を超える相談を企業などから受けているが、それは信頼されているからだ。リーダーの設楽さんは、世の中が変わる瞬間に立ち会うことが大好きなのだそうだ。大好きなことは増えるばかりだろう。

村上龍

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

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