カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2022825日放送

自分で動ける希望を生み出す
"魔法の車いす"の秘密!

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TESS 社長
鈴木 堅之(すずき けんじ)

高齢化が進むニッポンの状況は、深刻さを増している。2020年の調査で65歳以上の高齢者は...3555万人。その高齢者の5人に1人が介護を必要とする状況に陥っている。そんな深刻な事態に直面する業界で注目を集めている"リハビリ用の車いす"がある!それが足こぎ車いすの「コギー」だ。普通、車いすと言えば...腕のチカラでタイヤを回して進むものだが、コギーは、自転車に乗るように、足で漕ぐ車いす。しかも...脳卒中や事故などで下半身に麻痺が残っていても、自力で漕げるという。この常識を打ち破る、魔法の車いす"コギー"を完成させた人物こそ、小学校の教師だった鈴木堅之氏。開発資金も製造手段も、販路も持たなかった男が、たった1人で現在の形に進化させたという。「魔法の車いす・コギー」とは、どんな仕掛けの車いすなのか?「諦めない心」でコギーを世に広める男の苦難に満ちた開発の舞台裏に迫る!

社長の金言

次世代につなぐ“想い”を残したい

未公開インタビュー

座右の銘

放送内容詳細

諦めていた人を笑顔に変える“魔法の車いす”の秘密

「筋ジストロフィー」という難病を患い、14年以上、電動車いす生活を続けてきた30代の女性。緊張の面持ちで乗るのは、足で漕ぐタイプの車いす「コギー」だ。ペダルに足をセットして、恐る恐る体重をかけると…ゆっくりと車いすが動きだす。筋力の落ちた不自由な足でも、自分の力で動かすことができた。障がいを抱え、無理だと思っていた「移動」がコギーを使えば可能になるという。しかも、ただ移動を可能にするだけではない。乗り続けることで驚きのリハビリ効果も。例えば、先天性の難病で「近い将来に歩けなくなる」と宣告されていた男性は、7年前からコギーを使ったリハビリを開始。その結果、足の筋肉を維持することができ、趣味のマラソンを今も続けられているという。乗る人と、その家族を笑顔に変える魔法の車いす。驚きの可能性を取材した!

「資金なし・技術なし・販路なし」でも諦めない!倒産からの復活劇

「困っている人を助けたい!」そんな思いを抱えて教員から「足こぎ車いす」を手掛ける大学ベンチャーの営業マンへと転身した鈴木だが、いざ転職してみると…そこには厳しい現実が待っていた。就職したベンチャーで鈴木は、何の成果も出せずに、会社は4年で倒産してしまったのだ。「このまま足こぎ車いすを埋もれさせる訳にはいかない」そう強く感じた鈴木は、なんと、足こぎ車いすの製造・販売を手掛ける会社を自ら立ち上げると決意。運転資金も製造手段も販路もない中で「足こぎ車いす」の普及を目指し動き出したのだ。いったい何が、鈴木を突き動かしたのか?知られざる“魔法の車いすの誕生秘話”と絶対に諦めない鈴木の奮闘を追った!

ゲストプロフィール

鈴木 堅之

  • 1974年静岡県生まれ
  • 1996年盛岡大学文学部を卒業
  • 2001年山形県の公立小学校の教員に転職
  • 2003年医療ベンチャー企業 FES 入社
  • 2008年TESS 設立

企業プロフィール

  • 本 社:仙台市宮城野区榴岡3-9-15-101
  • 設 立:2008年
  • 売上高:5985万円(2021年)
  • 従業員:4人
  • 事業内容:介護・医療用器具等の開発、製造、販売

村上龍の
編集
後記

「足が不自由な人が乗るのが車いす」という常識がある。足で漕ぐ車いすコギ−、ただ、乗る人はみな喜んでいる。設計したのは、パラリンピックの競技用車いすも手がける、技術力を誇るメーカー。デザインも素晴らしい。車いすのF1のようだ。起業から13年が経ち、認知度も高まって国内外で1万台に達した。しかし、圧倒的に少ないと思う。いろいろな意味でPRが足りない。「足が不自由な人が乗るのが車いす」という常識を覆す必要がある。常識を覆すのは恐ろしく大変だ。

村上龍

テレ東系リアルタイム配信

日曜スペシャル ガイアの夜明け

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