社長の金言
最後まで責任を持つ それが究極のリユース
放送内容詳細
未経験者でもOK!異色のリユースビジネス
2018年にサービス開始以来、順調に拠点数を増やし、今や100拠店以上をFCとして展開している。買いクルの最大の特徴は、「店舗を持たない」ということ。新規に店舗を構えると約1000万円もかかるとされる初期費用が、買いクルは約200万円。あとは、軽トラックと保管場所があれば開業できる。査定方法は、写真を撮って画像検索。同じ商品の中古販売価格を参考に、その場で買い取り金額を弾き出す。しかも、買い取った品は、「ヤフオク」や「メルカリ」などのネットサイトで販売するので簡単だ。さらに、毎月のロイヤリティは、月10万円の固定なので、頑張れば頑張るほど売り上げにつながる仕組み。なかには、月800万円以上を売り上げるオーナーもいる。実は、加盟するオーナーの9割がリユース事業未経験者。そのため本部では、加盟前はもちろん、開業後も徹底したサポート体制が構築されている。一代で異色のリユースビジネスを作り上げた大堀。そのビジネスの現場に密着する。
創業者・大堀の“波瀾万丈”人生
カンボジアに販路を開拓した大堀。今でも定期的に現地を訪れている。その販売先は、国内に25店舗を展開する「サクラショップ」。大堀は、現地オーナーに、今の売れ筋商品を確認する。「地域によって売れるものが全く違う。現状を把握して必要な人の所に、必要な物を届けたい」と、熱く語る。そのこだわりの背景には、波瀾万丈な生い立ちと密接に関係していた。東京・港区で裕福な家庭に生まれた大堀。ところが、小学生の時、父親が事業に失敗し、失踪。大堀は、養護施設に入る事になり、希望を持てない数年間を過ごした。「施設で過ごす中で、不公平、不平等という事がとても嫌だと、強く感じていた」と、幼少期を振り返る。高校卒業後、中堅のリユース会社に入社、がむしゃらに働き最年少の26歳で幹部候補になった。ところが、数カ月後、突然退職。「“利益至上主義”だった会社に嫌気がさした」と、話す。2008年、中古車販売をメインにリユース会社を起業。しかし、わずか数カ月後、リーマンショックで経営は追い込まれる。そんな中で転機が…。ある時、廃業したある店から、買い取りの仕事が入る。そこは、開店して間もない店舗。片付けの最中に出てきた工事の見積書を見た大堀は、初期費用の金額が高い事に驚く。「なぜ多額の費用をかけても、すぐに潰れてしまうのか?なるべく経費をかけないためには、無店舗にするしかない」と思った。この経験が、“出張専門・無店舗型のリユースチェーン”を作るきっかけとなる。大堀が最初に動いたのは、海外販路の開拓だった。それは、「客の困りごとを解決したい。家の不用品を中心に買い取りをしよう」と決めたからだ。そのためには、最終的な出口として、日本では売り切れない商品の行き先が必要だと思ったと言う。異色のリユースチェーンの誕生の全貌に迫る。
ゲストプロフィール
大堀 直樹
- 1979年東京都港区生まれ 養護施設で生活
- 1997年高校卒業後、フリーターを経て中堅のリユース企業入社
- 2008年株式会社RCを創業
- 2018年買いクル サービス開始
企業プロフィール
- 会社名:株式会社RC
- 創業:2018年
- 本社:東京都大田区東矢口2-18-5 1F
- 従業員数:46人
- 売上高: 約15億 (2024年6月 全チェーン年商)
約6億 (RC単体本部)
村上龍の
編集
後記
「無店舗」という形には驚いた。ビジネスは出張専門で、買い取る。買い取ったものをネットで売る。基本的に、何でも買うし何でも売る。9割がフランチャイズで、その9割が「リサイクル事業未経験者」で、その半数が本業を持ち本業を継続している。FC加盟数は120店舗を超える。販路にはカンボジアがある。「信頼できる売り先がないといつか破綻する」と大堀さんは言う。たった1人で東南アジアを旅してカンボジアと出会った。今、手垢のついたバットとか、「思い出」をリサイクルする事業に燃えている。


















