カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

20251113日放送

苦境の業界から大逆転!
東レ 繊維テクノロジーの全貌

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東レ 社長
大矢 光雄(おおや みつお)

かつて隆盛を誇った日本の繊維産業。しかし90年代に入ると中国勢が襲いかかる。製品出荷額は90年頃をピークに急減...あっという間に4分の1にまで転落した。そんな壊滅的な打撃を受けた繊維業界で繊維にこだわり続けて成長を手にした企業が、東レだ。東レの繊維事業は初めて売上収益1兆円を突破。培った技術力を他事業に展開"未来型の繊維メーカー"へと変貌することに成功したのだ。先を見通せない激動の世界経済の中、東レの生き残り劇は、時代と格闘する多くのビジネスマンの"道しるべ"となるのではないだろうか。

未公開インタビュー

放送内容詳細

ユニクロ“人気商品”の陰に東レあり!驚異の繊維技術「NANO DESIGN」とは?

「ヒートテック」の保温技術から、伸縮する「感動パンツ」まで。機能性でヒットする様々なユニクロの商品を支えてきたのが東レの合成繊維。その秘中の秘の技術が「NANO DESIGN」だ。合成繊維を、ナノレベルの細さで複雑な形状に成形。それを組み合わせることで、繊維に様々な機能を持たせるNANO DESIGNのテクノロジー。生地の撥水性や伸縮性を飛躍的に高めたり、合成繊維でシルクのような風合いを作り出せる、東レが誇る繊維技術の究極形といえるものだ。アパレル業界で世界的なヒット商品を生み出すNANO DESIGNの現場を特別に取材する。

苦境の業界で大逆転!巨大風車から世界の水問題まで“繊維技術”で未来を掴む

来年創業100年を迎える東レ。帝人やユニチカなどと共に合成繊維メーカーとして成長を遂げてきたが、90年代に攻勢をかけてきた中国勢に繊維産業全体は大打撃を受ける。多くのメーカーが合成繊維から撤退する中、東レは繊維技術で挑戦してきた様々な新規事業を執念深く育て、新たな事業として世界的なビジネスを展開してみせる。世界中の飛行機で使われる炭素繊維は、東レがトップシェア。現在では風力発電の巨大なブレードを作る上でも活躍。さらに、繊維技術から生み出された水処理膜事業では、サウジアラビアの淡水化プロジェクトからインドの水質汚染問題まで、世界中でビジネスを展開している。東レは、持てる技術力で未来の事業に挑み、繊維メーカーとして執念で生き残ってきた。2023年に就任し好業績を続ける大矢社長に東レの強さの真髄を聞く。

ゲストプロフィール

大矢 光雄

  • 1956年千葉県出身
  • 1980年慶應義塾大学法学部卒、東レ入社
  • 2002年長繊維事業部長
  • 2014年東レインターナショナル社長
  • 2023年東レ社長就任

企業プロフィール

  • 設立:1926年
  • 本社:東京都中央区日本橋室町2-1-1
  • 売上高:2兆5632億円(25年3月期 連結)
  • 従業員数:4万7914人 国内外関係会社含む

村上龍の
編集
後記

東レの「レ」はレーヨンの略だ。1970年「東洋レーヨン」を東レに変えた。大矢さんは、1980年の入社だが、ストッキングに使われる衣料用ナイロンの営業を担当した。「糸売りの中でもパンティーストッキング用途は、最終製品にもっとも近く、原糸メーカーがイニシアチブをとってモノ作りに関与できる。それだけ無限にビジネスチャンスや可能性があるということに、ある種の喜びと怖さを感じる」当時の言葉だ。「ナイロンの大矢」と呼ばれていた。今も、赤字停滞は、許さない。

村上龍

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