放送内容詳細
“おやつ”だけじゃない、ベビースターラーメンの楽しみ方
横浜・中華街にある「ベビースターランド」。ここは、おやつカンパニーのアンテナショップで、製造ラインが見学でき、出来立てのベビースターラーメンが味わえる。1959年の発売以来、おやつの定番として定着したベビースターラーメンだが、とある飲食店では、アクセントを加えるアレンジメニューとして提供。さらに、一風変わったオリジナルレシピを考案し楽しむファンも。おやつカンパニー自体も、ベビースターラーメンのアレンジレシピ等を積極的に開発し、家庭料理や酒のつまみ等、様々なアイディア料理を開拓して自社のHPにアップする等、ファン作りに努めている。
もっと大人にベビースターラーメンを触れさせる
2000年代に入ると、少子化の影響や駄菓子店の減少で、ベビースターラーメンの売り上げが落ち始めていた。そんな中、おやつカンパニーが取り組んだのは、大人の目に触れる機会を増やすための積極的な発信だ。例えば、アパレルとスニーカーや帽子を開発したり、貴金属店とは純金のベビースターを作った。こうした異業種とのコラボを行うことで、話題集めにつながり、大人需要を喚起することに成功した。2023年に4代目社長として、おやつカンパニーを率いることになったのが、横山正志。入社以来、一貫して営業畑を突き進んできた。創業家、外部から招いたプロ社長が率いてきた同社にとって、初となる生え抜き社長だ。営業で数字に強くこだわってきた横山にとって大きな転機が、初めて商品企画に挑んだとき。先方からの「採算度外視で」というリクエストに戸惑いながらも、思い切った発想に繋がったと横山は振り返る。そんな言葉から生まれたベビースターラーメンとは…?
健康志向のスナック菓子で新たな挑戦──
おやつカンパニーが新たに取り組んでいるのは、健康志向のスナック菓子。その一つ「素材市場」は魚を生地に練りこんだヘルシーな商品で、40代以降の世代に支持され始めている。さらに、取り扱う魚は、コノシロというコハダの成魚。コハダは寿司ネタとしても人気だが、成魚のコノシロになると小骨が多くなるため、市場に出回らない“低利用魚”だ。消費者の健康をサポートする反面、漁業の活性化にも一役買っている。
ゲストプロフィール
横山 正志
- 1966年広島県生まれ
- 1989年三重中京大学を卒業後、おやつカンパニー(当時:松田食品)へ入社
- 2009年大阪支店 支店長
- 2016年西日本統括部長
- 2019年取締役 常務執行役員 営業本部長
- 2023年11月代表取締役社長に就任
企業プロフィール
- 創業:1948年
- 本社:三重県津市一志町田尻428-1
- 売上高:259億円(2025年7月期)
- 従業員数:451名(2025年7月)
村上龍の
編集
後記
入社5年目に、現社名に変わった。食品の会社なのか、おやつの会社なのか、示すべきだと、「おやつ」を作る会社だと一見してわかる社名に。ベビースターラーメンは、ラーメンが国民食となる前に生まれた。食糧難を生きた創業者は、乾麺の天日干しの出た麺のかけらを「もったいない」と思い、味付けしてフライにした。名古屋の菓子問屋との出会いがあり、駄菓子屋に並ぶようになった。ロゴのキャラクターイラストは、「ホシオくん」に落ちついた。他に「ブタメン」「サクまろ」があり、みんな可愛い。センスがいい。


















