
第1話~第13話
第14話~第26話
第27話~第39話
第40話~
第27話 「ブルー・フラッグ!」
カートに全体重をかけてコーナーを曲がっていたカペタ。タイムアタックの1周だけで右脇腹が腫れ上がり、予選20周、決勝30周への不安がつのる。そんな時、イサムがカペタに声をかけた。カペタに憧れ、今同じ全日本の舞台に立ったと語るイサム。「今度は俺が――」。予選ヒート、カペタはコーナーのたびに後続に抜かされていく。脇腹の痛みに耐えながら走るカペタの背後に現れたのは……!? 周回遅れを意味する屈辱のブルーフラッグが振られる。
第28話 「チャレンジ!」
まさかのリタイア。あれ以上走っても無駄だから降りた、と答えるカペタにぼう然とするノブ。決勝では最後尾スタートになる。もう後がない。妥協はやめて腹をくくる――。カペタが提案してきた新たなセットアップに対し、熊田は危険だと大反対。そんな時、モナミが言ったとおりに雨雲が広がってきた。雨が降ればマシンの性能差は縮まる。雨のレースでは負け知らずのリョウが期待をかける。遅いペースでのレース展開を望むカペタたちもまた空を見上げ……。
第29話 「スリック・タイヤ!」
雨はついに来なかった。レインではなくスリックタイヤを履かせて臨んだ決勝レース、脇腹の痛みを抱えながらカペタは走る。お金もチームの体力も尽きてチームカペタは終わろうとしている。雨という最後の望みも消えてしまった。カペタは思う。この先レースを続けられる“何か”が俺にあるのなら――。最後尾ながら前のカートに食らいつき、決して離されないカペタ。予選では周回遅れだった彼に何が起きているのか!? そして運命を左右する瞬間が訪れる。
第30話 「ハードレイン!」
まさかの大雨。溝のないスリックタイヤを履いた上、バランスの取れないフレームで苦戦するカペタ。タイヤは滑り、アクセルを踏み込むとスピンした。足が震えてアクセルが踏めない。そしてクラッシュした選手がタンカで運ばれていくのを見たカペタは――。他のカートが次々とリタイアする中、最後尾にいたカペタのマシンが順位を上げてきた。コーナーのブレーキングでリアタイヤが浮いているのを見た「Jカート」記者の安達は、カペタに関するある噂を思い出す。
第31話 「サイド・バイ・サイド!」
激しい雨。滑る路面。他のカートがコーナーで苦戦する中、カペタは独自の走法でペースを上げていた。トップのイサムは焦る。ハンドルを切ったままアクセルを踏めば即スピンという状況。だが背後から突っ込んでくるリョウを見て思わず――。カペタはサインボードに示された自分の順位に驚く。前方にはイサム。体重を右側にかけ、脇腹の痛みをこらえながら左コーナーを曲がったカペタは!? 周回遅れに手こずるリョウは、カペタの順位を知って強気の走りに出た。
第32話 「ファイナル・ラップ!」
1位のリョウと2位のカペタ、レースはこのふたりの勝負に絞られた。ウエットに強いリョウは、絶妙なコントロールでカペタの切り込みを防ぎ、トップを譲らない。そして最終コーナー。カペタがアウトにマシンを振ってリョウを抜き去ろうとしたその時、カペタの進路上に1台の周回遅れが現われた。リョウは幅寄せしてカペタをアウトに側に追い詰める。八方塞がりの状況で、カペタが最後に仕掛けた大勝負とは!? 観客のどよめきとともに今、勝敗が決まる――。
第33話 「プレゼンテーション!」
レースでの無茶がたたり、肋骨を折って入院したカペタ。そこへナオミが見舞いに来た。彼の真意は……!? その頃ノブは、“フォーミュラ・ステラ”レーシングスクール運営事務局に来ていた。カペタをスカラシップ生(奨学生)オーディションに参加させて欲しいと願い出たノブに、事務局の田中はカートとは違うフォーミュラの厳しさを言い渡した。カートは壊れ、資金も底をつき、レース活動が続けられるかの瀬戸際。カペタのレーサーとしての資質が問われる。
第34話 「スカウト!」
下校途中のモナミが謎の美人に呼び止められた。彼女の目的は? ノブはカペタの病室を訪れる。持ってきたのはレーシングゲームとFSRS(フォーミュラ・ステラ レーシングスクール)の参加申込書。去年ナオミも受けたオーディションでスカラシップ生に受かれば、来夏からナオミと同じ条件でレースに出られる! それでも16歳になるまでは全日本のカートで腕を磨く必要があるのだが……。そんな時、桃太郎がお見舞いに訪れた。カペタとのゲーム対戦を持ちかけたノブ。賭けの対象はもちろん……!?
第35話 「パフォーマンス!」
モナミがアイドルになるためのレッスンを受け始めた。自己紹介の時にとんでもないことを口にして周囲を唖然とさせるモナミ。だが隠れた才能も発揮し始め……。そんなモナミにローカルCM出演の仕事が来た。撮影場所はミナモトクリニックで、経営者はオートハウスの奈々子! クライアントが“敵”という事態に、モナミの笑顔は引きつるばかり。すると奈々子は!? ウェディングドレスを着ての撮影では、駆けつけたノブとカペタが見守る中、思わぬハプニングが!
第36話 「アイドリング」
「月刊Jカート」で特集を組まれて驚きのカペタ。桃太郎からは全日本第4戦用にとニューマシンが送られてきた! けれど肋骨が治るまで2ヶ月はカートに乗れない。フォーミュラ・ステラのオーディション費用も未解決のままだ。焦るカペタはバイトをこなし、茂雄は夜勤や残業を増やす。ふたりは互いに「無理をするな」と口論に……。井狩社長は、取材を受けた「Jカート」を見ながらカペタの5年間に思いを馳せる。そんな時、倉庫で働いていたカペタが倒れた!
第37話 「ニューマシン!」
3年落ちのカートで激戦を繰り広げたカペタに注目が集まっている。全日本第4戦当日、カペタをライバル視するリョウとイサムは、フリー走行でタイムを競い合っていた。そんな時、井狩社長の車に乗ったカペタがレース会場に降り立った。カペタが車から出したのは桃太郎のニューマシン!あの平が今日のレースに出る――!? 場内は騒然。カペタを意識するリョウはタイムアタックで……!その一部始終を見ていた井狩社長はある決意をし、カペタに切り出した。
第38話 「フォーミュラ・ステラ!」
フォーミュラ・ステラのレースを見学に来たカペタたちは、カートと段違いの迫力に大興奮! モナミは会場に来ていた岡から、レース終了後、リョウがFステのマシンを借りて練習するのだと聞いて驚く。オーディション参加者の多くは、事前にFステで練習してくるのだという。マシンを借りるツテもないチームカペタはどうする!? そして、ついに3日間に渡るFSRS(フォーミュラ・ステラレーシングスクール)が始まった。加賀美校長から最初に受講生に言い渡されたのは、“ドライバーのリスク”について――。
第39話 「ファースト・ステップ!」
FSRS(フォーミュラ・ステラ レーシングスクール)初日。全国から集まった強豪たちを前に、カペタは緊張気味。同じA組メンバーの中には、リョウと元全日本ドライバー泰選手の娘・紀子の姿もあった。フォーミュラのシート合わせが終わると、車の操作をやったことがない人だけ集合と言われ、カペタと事前練習に反対したノブは大パニック! 午後からの基本走行も、クラッチがうまく繋がらず発進できない。もしや大減点……!?1日目が終わった夜、カペタは厳しい顔で立つ紀子に声をかけられた。
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