2月27日:私のアイドルホース・ダイワスカーレット☆(大竹アナ日記)
「私、競馬わからないし、どうしたらいいかわからない・・・・」と涙を流してから、およそ1年。
「2009年2月16日 名牝・ダイワスカーレット号、引退」
このニュースを、携帯のニュースサイトで目にしたとき、私の目から自然と涙がこぼれました。
1年前の自分は、1年後、競走馬の引退というニュースで泣く自分を想像できていただろうか?
わずか1年間で、こんなに質の違う涙を流すなんて、全く想像していなかったでしょう。

なぜか、私はダイワスカーレットが大好きでした。
「なぜか」と言うと、名牝に対して失礼にあたりますが、
強いだけではなく、このスカーレットに何かを感じていたのかもしれません。
戦歴を見ると、全12戦・完全連対!!
鉄壁の強さを誇ったこの名牝ですが、私のデジカメに映るスカーレットは、普通のかわいいお馬さんでした☆
乾燥を防ぐため、加湿器にあたっていたり、




こんなチャーミングな表情をするスカーレット。
よく、「騎手と競走馬の絆」という話を聞きますが、
私は今回のスカーレットの引退で、競走馬と厩務員さんの絆にも触れることができました。

佇むスカーレットの傍で、たずなを引き、見守る・斉藤厩務員。
スカーレットが入厩してから、ずっと傍には斉藤厩務員がいました。

「スカーレットは、どんな時も頑張りすぎてしまう。追いきりでもレースでも。頑張り屋だから、いつも無事帰ってくるか心配だったよ。寿命縮まるよ~。」
と、斉藤さんは常々お話してくださいました。
競馬は勝ち負けの勝負事。だけど「怪我なくどうか無事で家に帰ってきてほしい・・」
いつもお世話をしている斉藤さんにとっては、娘みたいな存在なのかもしれません。
斉藤さんとお話していると、スカーレットへの愛情がじわじわ伝わってきます。
話終わった後、決まって「大きすぎて、強すぎる女の子だけど・・」と照れ隠しコメントでシメます。笑

先日の、フェブラリーSの栗東取材。
本来は一番の注目馬だったスカーレット。
そこにスカーレットは居ないと知りながらも、厩舎を訪ねてました。
「何か、心にぽっかり穴が開いちゃったよ。あれだけ強い馬だったから、世話するにも神経使ってさ、もう寿命が縮まる思いはしなくていいのに、やっぱり寂しいね~。」と、斉藤さん。

そんな斉藤さんも、今年、定年退職。
「今年定年で、2歳のときからずっと世話をしてきたスカーレットを残して辞めるのは忍びなかったんだよね。気がかりだった。
強い馬だからもっともっと走らせてあげたかったけど、怪我なくお母さんになれたことは良かった。
本当にお疲れ様、ありがとうと言いたい。」と。
でも、最後に馬運車に乗るとき、スカーレットは珍しく鳴いたそうです。
自分の今後運命を察知したのでしょうか?
レースに向かうのではないと感じたのでしょうか?
もう、ここには二度と戻ってこない。と。
私は、斉藤さんにお礼を言ったような気がします。
二人にしかわからない会話をしたのかもしれませんね。
斉藤さんの「気がかり」を察知したのかたまたまなのか、斉藤さんの定年の年に、引退してしまったスカーレット。
もっとキラキラ走るスカーレットを見たかったのですが、もっともっと運命的な深い話が裏には隠されていたような気がします。

誰もついていけない・・・。最後のレースとなってしまった有馬記念。

有馬記念後、競馬場に併設されている厩舎に帰ったスカーレットを、ストーカーのように見つめる私。

やっぱり、可愛くて強い!ダイワスカーレットは私の競馬を語る上で、欠かせない一
頭です☆★

名牝・ダイワスカーレット。
本当にお疲れ様でした!
あとは、スカーレットの子供を期待して待っています♪
