男泣き
女王がついに復活しました!!
世界一決定戦
ジャパンカップ
豪華なメンバーが揃い、ファンにとっては夢のようなレースとなりました。
ドバイワールドカップを制した、ヴィクトワールピサ。
凱旋門賞馬、デインドリーム。
今年、世界を制したこの2頭に注目が集まり、
直前のオッズでも一番人気はデインドリームでした。
でも、ファンの心の中には当然あったでしょう。
「強いブエナビスタがもう一度見たい。」
という思いが。
デビュー以来初めて、1番人気の座をデインドリームに譲ったブエナビスタ。
そんな悔しさを晴らし、そしてファンの心の声に応える素晴らしいレースで、
見事に復活!
そして去年、1位入線も2着に降着となった雪辱を果たしました!!
久しぶりにブエナビスタらしい、華のようなオーラを放った走りを観た気がします。
ゴールした後の岩田騎手の目には涙が・・・。
4度目のコンビで初めてつかんだ勝利。
「今までの勝てない辛さから一気に解き放たれて、
やっと勝てた、勝たせてあげられた、本当に嬉しい。
良かった~。」
と、いろんな思いを一気に溢れさせていました。
岩田騎手、実はジャパンカップの1週間以上も前から、
「あ~緊張する~。」
と言っていたんです。
リーディングトップのジョッキーでも、こんなにプレッシャーを感じるものかと驚きました。
今までなかなか勝ちきれなかった悔しさ。
今回こそ、勝ちたい!勝たなければ!!
という思いが強くなっていたのを感じていました。
その思いは、松田調教師も同じ。
(この写真は今年の夏、セレクトセールでのもの)
去年のジャパンカップ降着以来、1年以上も勝てない時期が続いていたブエナビスタ。
会見では、先生も涙を流していました。
「去年はスミヨン騎手(去年ブエナビスタに騎乗)に迷惑をかけたから、今年は勝てて良かった・・・」
いつも笑顔の松田先生ですが、やはり胸の内は複雑だったのでしょう。
馬の強さを信じているからこそ、勝てないもどかしさをずっと抱えていたと思います。
去年のジャパンカップ後、松田先生が言っていた言葉を思い出しました。
「ブエナは自分が勝ったことを知ってる。
自分が一番にゴールしていたのに、みんなから祝福されないことを不思議に思っていたよ。」
そう、ブエナビスタ自身も、もしかしたらこのレースで自分が勝たなければいけないことを、知っていたのかもしれません。
もう一度あの舞台に立って、祝福を受けることを、心に誓っていたのかも。
だからこの襷は、彼女の一年越しの、夢です。
この日を待っていたんだろうなと思うと、胸がいっぱいになります。
ブエナビスタにとっては次の有馬記念が、ラストランとなります。
岩田騎手は、
「次はもっと良い!」
と連勝に燃えています。
再び返り咲いた女王ブエナビスタの最後の走りを、
しっかりと目に焼き付けたいと、今から楽しみにしています。