いよいよ夏競馬!
いよいよ今週から夏競馬に突入ですね。
この時期に福島競馬場に行けないのは残念でなりませんが、一日も早い復旧を願っております。
さて、この時期の競馬で楽しみなことの一つに今年デビューを迎える2歳馬たちの戦い、新馬戦があります。
実は新馬戦は楽しみでもありますが、実況アナウンサーにとっては少々つらいことでもあります。
まず楽しみなことですが、それは新種牡馬の産駒の登場です。
去年はディープインパクト産駒の話題でもちきりでしたが、今年も楽しみな新種牡馬が産駒を送り出します。
そのうちの一頭が、ダイワメジャーです。
皐月賞、天皇賞、安田記念、マイルCS×2と、GⅠ5勝のダイワメジャー。
初年度の生産頭数が164頭と、種牡馬としての期待の高さがうかがえますね。果たしてダイワメジャー産駒は去年のディープインパクト産駒以上の活躍を見せることが出来るでしょうか。注目です。
では、実況アナウンサーにとって少々つらい新馬戦というのはどういうことかといいますと、ただ単純に「どの馬も初めて名前を口にする(憶える)から」です(笑)。
実況する前に出走する馬の名前と騎手の勝負服を記憶しますが、当然一度でも実況したことのある馬は頭に入れるのも割と苦ではありません。
初めて見る馬で、しかも馬名に冠がついていないとなかなか覚えるのが難しいものなのです。
それでも自分が実況した新馬戦から、また来年のクラシック争いに名乗りを上げるような馬が出るのは実況アナウンサーとしてはとてもうれしいこと。(たぶん実況アナはみんなそう思ってるはず・・・。)
ちなみに今年の春のクラシック2冠馬、オルフェーヴルのデビュー戦の実況を収録したのは島田アナでした!
今年は自分が実況したレースからダービー馬が出ることを祈りながら、新馬戦を頑張って覚えて実況したいと思います!
歴史的な勝利
先週は歴史的な安田記念となりました。
ディープインパクト産駒のリアルインパクトが、96年に3歳馬が出走可能になって以来初めての3歳の優勝馬になりました!
そして手綱をとった大井所属の戸崎圭太騎手は、これが中央のG1初勝利です!
ヒーローインタビューや共同会見での戸崎騎手の受け答えは誠実そのもの。
明るくはきはきした口調で質問に答えます。
中央への移籍を待ち望むファンの声も多い戸崎騎手ですが、「今は地方で一つ一つのレースを大事に乗りたい。」と、中央のG1を勝ったからといって現在所属している地方を軽んずることはありません。
会見の終わりでは今週行われた地方のダービーウイークをファンに向けてアピール。
そして6月8日大井競馬場で行われた、南関東クラシック第2弾東京ダービーでは断然の一番人気クラーべセクレタに騎乗して、見事2冠奪取に導きました。
牝馬の2冠は22年ぶり。こちらも歴史的な勝利でした。
夢は海外、中央、全ての重賞を取ること、という戸崎騎手。
その言葉の最後にも「でも今は地方で一つ一つのレースを大事に乗りたい」という言葉をが添えられていました。
1980年生まれ。私と同い年の戸崎騎手。
これからも追いかけ続けたいと思います。
↓安田記念の後、島田アナと一緒に。
日本ダービーが終わって(矢内アナ日記)
みなさん、日本ダービーいかがでしたか?
一昨年のロジユニヴァースが勝ったダービーが40年ぶりの不良馬場でしたが、今年はそれ以来2年ぶりの不良馬場。
降りしきる雨の中、泥んこにまみれてのレースでしたね。
そんな過酷な条件の中、自分の力を出し切り見事クラシック2冠を達成したオルフェーヴル、池添ジョッキー、陣営の方々に敬意を表します。
今回のダービーで盛り上がった話題がもう一つありましたね。
須黒アナのブログでも紹介されている世界的なジョッキー、ランフランコ・デットーリ騎手の来日です。
06年のジャパンカップ以来5年ぶりの来日となったデットーリ騎手ですが、日本のファンも多く、ダービー当日の未勝利戦から大歓声が沸き起こっていました。
私は生で彼の騎乗を見るのは初めてで、只者ではないというのだけは聞かされていたのですが、まさに只者ではないパフォーマンスを目の当たりにしました。
今回の来日の初騎乗となった未勝利戦のレース。デットーリ騎手騎乗の馬が4コーナーで勢い良く上がってくると、そのまま2馬身半差つけてのゴール!!
最後の直線で沸き上がる客席。私も実況しながら「これは、すごぉい!!!やはり只者ではないのかランフランコォ、デットゥオーリィー!!!」みたいな感じに大興奮で絶叫していました。
本番の日本ダービーでは騎乗したデボネアは12着と残念な結果でしたが、この日8回騎乗して1勝、2着1回、3着3回という成績。さすがは世界のデットーリです。
ちなみに顔もかなりのイケメンでした(笑)。
ダービーが終わっての帰り道。実況の矢野さんや番組スタッフの人たちと電車に揺られながら「はぁ。ダービー終わっちゃったねー。」と、祭りの後の虚脱感に似た感覚に襲われていました。
競馬関係者の中にもダービーを一年の節目と考えて、ダービーが終わってまた新しい年が始ると言う人も多くいます。
もうすぐ今年デビューする2歳馬たちの夢舞台を目指す戦いが始まります。
来年はいったいどんな馬がダービーを走っているんでしょうか。今年のダービーが終わっても、楽しみが尽きることはないですね!