一雨ごとに春めいてきますねと言いたいところですが、まだまだ寒いですね。人1倍寒がりの私は3月になっても冬物のロングダウンで通勤しています。

 さて2月25日の「THE TOP LINE」は未来に化ける新素材を生み出すクラレの伊藤文大社長。先月の三菱ケミカルに続き「化学」の会社。今回も難しい言葉がたくさん出てきましたが、私も大分慣れてきましたよ!

 今回のお話の中心は今期の業績を押し上げる要因となったポバールとエバール。聞いただけでは「???」の世界ですよね。簡単に説明すると、ポバールは接着剤や液晶表示用偏光フィルムの素になり、エバールはマヨネーズなどの食品包装材などになります。簡単じゃないですね・・・詳しくはこちらをご覧ください。これらはいずれもクラレが世界シェアNO1ということですが、これから世界戦略を加速させるといいます。「ポバールはまだアメリカに拠点を持っていない、エバールは東南アジアに無い」と素材によって供給システムの整備がまばらになっているのが現状で、これからは各素材において世界をカバーできる供給システムを構築していくそうです。

 タイガーマスクからの贈り物が全国的な広がりを見せるという暖かい話題がありました。
 ランドセル用素材として7割以上のシェアを占める人工皮革「クラリーノ」を生産しているクラレは「ランドセルは海を越えて」というキャンペーンを2004年から行っています。使用済みのランドセルに文具を詰めて、世界でもっとも物資が不足している国のひとつであるアフガニスタンとモンゴルの子供たちにプレゼントするという活動。子供たちから子供たちに、優しい思いが詰まったプレゼント。タイガーマスク現象でランドセルを寄付してくれる子供たちも沢山増えたそうで、アフガニスタンまでの輸送料金も膨れ上がっているとのこと。「こんなに嬉しい出費ならいくらでも負担しますよ」と笑顔で答えた伊藤社長、本当に優しさに満ちた方でした。
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