日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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201189 放送 第478

スーツを脱いだ日本男児~"クールビズ"旋風が もたらしたもの~

今夏、原発停止という事態を受け、大規模な節電が実施されているニッポン列島。企業や官公庁の職場では、例年にない力の入れようで、服装を軽装化する「クールビズ」を奨励。クールビズは、2005年に提唱され企業や官公庁の職場で導入されたものだが、今年は「スーパークールビズ」なる超軽装を認める職場も出現。過去に例のない、「夏の軽装化」の取り組みが進んでいる。一方、紳士服専門店では、「クールズ」旋風に乗れと、新商品、販売合戦がヒートアップ。秋の残暑まで、商戦は続くと見られている。しかし「軽装」が定着すれば、単価の高いスーツが売れなくなる懸念もあり、両刃の剣という指摘も...。紳士服業界にとっては、勝負の分かれ目の夏でもある。節電、猛暑。多くのビジネスマンたちは、今夏の"仕事服"の対応をどうしているのか?そして今夏の「クールビズ革命」は、"紺色のスーツに白いYシャツ"が当たり前という概念から逃れられなかった、日本のビジネスマンの意識に、どんな変化をもたらすのか?紳士服業界、夏の商戦とともに追う。

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放送内容詳細

クールビズ商戦と、ファッションに目覚める?ビジネスマンたち

クールビズ商戦、後半戦。一段の気温上昇を見込み、紳士服各社の新商品投入合戦、販売競争がヒートアップしている。今回のクールビズは、節電対策という追い風もあり、例年とは本気度が違う。だが、一見紳士服業界にとって、「クールビズ」は追い風にもなるが、単価の高いスーツが売れないという両刃の剣でもある。一方、スーツにYシャツにが「ユニホーム」であった、ニッポンのビジネスマンたちは戸惑いつつも、クールビズを通じて、新たなファッションに挑戦しようと、ファッションアドバイザーに依頼が増えているという。今夏のクールビズ狂騒曲は、ニッポンの男たちに何をもたらすのか?ニッポンで巻き起こる、真夏の「ファッション革命」の行方を追跡する。

外国人従業員が消えた繊維工場...日本人だけの闘い

原発ショックで、帰国した外国人労働者は多い。特に大きな痛手を負ったのが、「縫製業界」だ。全体で4万人強の中国人実習生を受け入れていたが、原発事故後に帰国ラッシュが起き、未だに約3万人が帰国したままだという(日本繊維産業連盟調べ)。不況による業界全体の衰退に加えて、今回の外国人帰国は縫製業に大きな影を落としている。福島県・白河市にある、『リオビアンコ』。創業21年目となるこの工場も、原発問題後に、甚大な影響を受けた企業のうちの一つだ。オーダーメイドのシャツを作っている。この企業で働いていた中国人実習生10名(3年以上の経験を持つ)は、熟練を受けた縫製技術でシャツ製造の主力メンバーだった。しかし、この10名全員が中国へ帰国してしまったのだ。リオビアンコの工場から福島第一原発までの距離は80キロあるものの、その周辺の住民たちが風評を恐れて疎開を始めたこともあり、外国人も続々帰国。製造ラインの主力メンバーを失ってしまった。残ったのは日本人労働者55名ベテランぞろいではあるが、中国人労働者が居なくなったことで生産効率は半減したという。

"東北"にこだわる!「高級シャツ」で勝負!

創業18年で、首都圏16店舗を出店、1年あたり計60万枚を売り上げ、年商30億円と成長を遂げた企業が、『メーカーズシャツ鎌倉』。通称、"鎌倉シャツ"だ。 "生鮮品のようにシャツを売る!"という全く新しいシャツ専門業態のこの会社の商品は、一流ブランドなら2万円はするシャツと同じ高品質のモノをわずか5000円で提供。生地は80番手双糸以上、ボタンは貝ボタンと素材は超高級、店頭には常時100種類以上もの品揃えで、毎週毎週、新商品が店頭に並ぶまさに"生鮮食品"というわけだ。「鎌倉シャツ」の低価格にも関わらず超高品質な製品を生み出すことができる技術...それを担う一つが、福島県に本社を構える『リオビアンコ』なのだ。鎌倉シャツの人気は、"MADE IN TOHOKU"が支えていた。リオビアンコでしか作ることのできない、鎌倉シャツの「オーダーメイド」。しかし、中国人社員帰国による生産性の問題から、月に500枚ほど出ていたオーダーメイドシャツの受注を一時中止に。鎌倉シャツではこれらのシャツを購入することができない事態に陥ってしまった。しかし、リオビアンコ・斉藤社長は「鎌倉シャツには大変申し訳ない...オーダーメイドの生産状態を戻すことが我々の使命」と、生産復活へ意気込む。 新入社員の教育と同時に、オーダーメイドシャツ生産の復活へ、リオビアンコが動き出す。 この3ヵ月ほどで、生産状態を震災前と同じくらいにしたいという目標を掲げた。果たして、リオビアンコは、オーダーメイドシャツの受注を再開することができるのだろうか...。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト ジェフ・ベック
曲名 NADIA
アルバム ユー・ハッド・イット・カミング

本編33分07秒。
鎌倉シャツを紹介するシーンで使用している曲は「NADIA」。 この曲はイギリス出身のギタリスト、ジェフ・ベックが2001年にリリースしたアルバム「YOU HAD IT COMING」に収録されている。

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