日経スペシャル ガイアの夜明け

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2011年9月27日 放送 第485回

切らずに治す~がん治療最前線~

日本人の2人に1人がかかる"がん"。いま、がんを"切らすに治す治療"が脚光を浴びている。体外からビームを照射してがんを狙い撃ちする「粒子線治療」は、身体への負担が少なく、ここ数年で急激に普及している。今年、その粒子線治療の巨大な施設が国内で立ちあがった。一方、"神の手を持つ男"と呼ばれた胃がん手術の名医が、手術ロボット「ダヴィンチ」の導入に踏み切った。いったいなぜなのか。「切らずに治すがん治療」の最前線を追った。

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内容詳細

"神の手を持つ男"の挑戦・・・

胃がん治療のスペシャリストであり、"神の手を持つ男"とよばれる愛知県の藤田保健衛生大学病院の宇山一朗・医師。これまでに1000例以上もの腹腔鏡手術を執刀してきた。あの王貞治氏の胃がん手術の執刀も行った名医である。その名医が今、ロボットを使った手術に力を入れている。"神の手を持つ名医"がなぜ・・・。 そのロボットとは、内視鏡手術支援ロボットの「ダヴィンチ」。遠隔操作で手術を行う米国製のロボットシステムである。価格は1台2億数千万円。戦場で傷ついた兵士をアメリカ本土や空母から遠隔操作で手術するという発想から生まれた。 医師は操縦席に座り、患者の体内が映されたモニターを見ながら指先でレバーを操作する。ロボットアームが医師の手の動きを忠実に再現し、微細な手術を可能にする。患者の腹部に小さな穴を開けるだけなので、患者の体への負担が軽く、手術後の回復も早いという。昨年、世界では28万件ものダヴィンチを使った手術が行われ、すでに米国では1600台が稼働している。しかし、国内ではわずかに27台が導入されているのみである。"神の手を持つ男"がロボットを選んだ理由とは?

切らずに治す時代がきた!

 いま急速に普及が進み始めた「粒子線治療」。放射線の仲間である粒子線のビームを体外から患部にあてて、がん細胞を死滅させる。エックス線などよりも副作用が少なく、治療回数も減らせる利点があるという。"働きながら治療を続ける"ことも可能という。 今年、鹿児島県に"粒子線治療"を専門に行う巨大な民間施設が誕生した。メディポリス指宿がん粒子線治療研究センター。建設費は約150億円。東京ドーム約77個分という広大な敷地に、宿泊施設も併設している。豊かな自然と温泉を活かし、がん治療の最前線基地を目指す。 しかし、粒子線治療の費用は総額で約300万円。民間の医療保険やがん保険の先進医療特約に加入していれば保険金でカバーができるものの、かなりの高額。メディポリス指宿はこの新たな技術をどう普及させ、そして経営をどう黒字化させていくのか。経営陣と医師たちの取り組みを追った。また、粒子線治療システムの精度を高め、この技術で世界に打って出ようというニッポンのモノづくりの最先端の取り組みも紹介する。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 羽岡 佳
曲名 司法解剖
アルバム チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸

本編8分31秒。
藤田保険衛生大学病院の宇山一朗医師は、王監督の胃がん手術を 執刀した事から「神の手を持つ男」として名声を得る。 このシーンで使用している曲は「司法解剖」。 2011年7月12日から9月20日まで放送されたテレビドラマ 「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」のサウンドトラックに 収録されている。

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