日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2016726 放送 第726

自分の力で歩きたい...~患者を救う"極めた技術"~

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日本の製造業が長年極めてきた技術が、いま医療の世界で実力を発揮しようとしている。中でも歩行が困難な人々に役立つ技術に注目が集まっている。ホンダは、自動車だけでなくアシモの技術を使ったモビリティの先端テクノロジーで全く新しい製品を世に送り出す。任されたのは、定年間近の元F1エンジニアだ。また大型造船で使われる技術が、途上国の病院で患者を救おうとしていた。ものづくり立国ニッポンの新たな"光"と、そこに希望を見出す人たちの姿を描く。

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放送内容詳細

ホンダのF1エンジニアが開発する歩行アシスト

「技術は人に奉仕するためのもの」...創業者本田宗一郎の意思を継ぎ、ホンダは培ってきた技術を医療の分野で発揮しようとしている。プロジェクトリーダーは伊藤寿弘さん。伝説のレーサー、アイルトン・セナのマシンを手がけた、元F1エンジニアだ。彼のチームが開発しているのは、病気や障害で歩行が困難な人をアシストする機器。腰に装着し、足の振り上げ・蹴り出しを誘導する。杖が無いと歩けない人でも、歩行アシストを20分程使って訓練すると、自力で歩行できるケースもあるという画期的なリハビリ機器だ。「より速く、より小さく、より軽く」というF1の使命を背負ってきた伊藤さんたち開発チームは、歩行アシストのモーターや制御基板を小さく軽くすることを実現。さらに「テレメーター」という、走行中の車とピットのコンピューターを通信で繋ぐシステムを採用。そうした様々な"極めた技術"を入れ込んでいく。そこに新たな課題が...「歩行アシストを子どもにも使えないか」という要望だ。障害を持つ子供が自力歩行できると、より筋力が高まって寿命が延びるのではと期待されている。実際に歩行アシストでリハビリを受けるのは、車イスか杖が無ければ自力移動できない小中学生たち。彼らは自分の力で歩けるようになるのか。

「はって階段を上る...」切実な"ひざの痛み"を解決したい!

日本で膝の関節症やリウマチに悩む人たちが増えている。その解決法の一つが人工関節。「犬のようにはって階段を上る...」という女性が、手術後は自分の足でしっかり上れるようになる。しかしその市場は欧米メーカーがリードしてきた。人工関節はメーカーによって手術方法や使用器具が違うため、新規参入が難しいと言われる。そこに敢えて飛び込んだのが、船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」のグループ会社「帝人ナカシマメディカル」。船舶用プロペラを作るのに重要な〝磨きの技術〟が、燃費つまりコストを左右する。その極めた研磨技術で高品質の人工関節づくりを支える。そして日本国内だけでなく、海外市場を目指し始めた。目を付けたのはミャンマー。仏教国ミャンマーは日常生活で正座をする人が多い。事実、膝を痛めている患者の多くは、寺院で痛みに耐えながら正座を崩して座っていた。日本で進化してきた帝人ナカシマメディカルの人工関節は、可動域が広く正座しやすい。まずは足がかりとして試験的に手術を行って実績を作りたいと、患者第一号の手術に着手する。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 山下宏明
曲名 流線
アルバム カッコウの卵は誰のもの

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本編35分5秒。
大型船舶用スクリューの世界トップシェアメーカーを親会社に持つ
ナカシマメディカル。他ではマネで着ない研磨の技術で優れた人工関節を製造している。
このシーンで使用している曲は「流線」日本の作曲家、山下宏明氏によるサウンドトラック「カッコウの卵は誰のもの」に収録されている。

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