日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2016913 放送 第733

消すな職人技!生き残りの秘策

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高い品質から海外で人気の「Made in Japan」。しかし、国内に目を向けてみると市場規模は縮小、その職人技や技術力の存続が危ぶまれている。例えばアパレル業界。日本国内に流通しているアパレル製品の国内比率はわずか3%といわれる。技術力の高さから海外の有名ブランドから洋服の縫製を請け負う工場も少なくないが、中国製品などにおされ、かつて日本中にあった縫製工場や生地メーカーは、最盛期の4分の1に減ってしまった。また靴業界も同様の悩みを抱えている。海外産の靴の流通はいまや90%。国内に出回る日本製の靴は1割となってしまっている。そんな中、職人を守る新たなネットワーク作りや独自のアイデアでヒット商品を生み出し市場を取り戻そうとする動きが始まった。

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放送内容詳細

日本のお家芸"鉛筆作り"斜陽産業から復活目指す!

かつて、鉛筆産業は日本のお家芸とも言える産業だった。ピーク時には、国内生産だけで年間14億本作られていたというが、いまでは2億本ほどの生産に縮小している。鉛筆の製造技術を次代につなげなければならない...と北星鉛筆は、子供向けから視点を変え、鉛筆を使わなくなった大人をターゲットに「大人の鉛筆」を開発した。これは、芯をノック式で出すシャーペンに似た構造で、芯だけを使いたい太さに削るというもので、100万本を売るヒット商品に。さらなる市場を獲得しようと「大人の鉛筆」をさらに進化させるため日夜、努力を続ける。

世界で話題沸騰!?"キセカエ"シューズ

ある時はカジュアルなスニーカー、ある時は革靴に早変わりするという、ちょっと変わった靴がある。このシューズは、神戸市須磨区の小さな靴メーカーのジェイジェイジャパンが昨年発売した"着せ替え靴"だ。 仕組みは、アッパーと呼ばれる上の部分とソール部分がジッパーで繋がっていて自由に取替えが出来るというもの。実はこの靴、ただのアイデア商品かと思いきや、確かな技術に裏打ちされたすごい靴だった。兵庫県神戸市長田区。靴の産地と知られ、小さな町に工場が軒を列ねる。しかし現在、国産靴を取り巻く市場は激変し、国産品は今ではシェアわずか8%となっている。この現状に危機感を抱いた安藤友介社長(32歳)は、新たなニーズを掘り起そうと"着せ替え靴"を開発した。さらに販路拡大を狙い、アメリカ・ラスベガスへ。8月に行われた世界のアパレルメーカーが集う見本市に出展する。そのために解決しなければいけない課題も洗い出していく。はたして日本の技術を武器に、海外への販路は勝ち取れるのか?

縫製職人が殺到!職人を救う新たなサービス

かつて日本全国にあった縫製工場。しかし今は海外に仕事を奪われ、倒産した工場も多い。 縫製工場で腕を振るってきた職人たちは仕事を失い、別の仕事に就くか、個人で縫製の仕事を請け負うなどして生活を続けてきた。しかし個人で縫製の仕事を請け負うといってもアパレルメーカーのサンプルの作成などで得られる収入だけでは厳しい状況だという。 現在そんな職人が、全国で20万人いるといわれている。その現状に目をつけたのが昨年創業した「nutte(ヌッテ)」だ。縫製職人と商品を作って欲しいというメーカーをつなぐサービスを提供している。仕組みは、まず作ってもらいたい側が予算や納期、デザインを提示する。職人は、予算や納期、仕事内容を見て仕事を受けるか決めるというもの。 職人が個人のため小ロットで出来るのが強みで、規模の小さいアパレルメーカーや子供の学芸会用の衣装など一般人でも利用できるのが特徴だ。 登録している職人は現在約1000人、年齢層も幅広く経験も豊富なことからイメージだけ伝えれば商品を作ってくれるという。ヌッテのサービスは、苦境に喘ぐ繊維業界の救世主となれるのだろうか?

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 林ゆうき
曲名 双葉の思い
アルバム アオハライド

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本編11分41秒。
最盛期は7000人の靴職人がいた神戸市長田区。国産の靴が減少する中で安藤さんは新しいアイディアで靴を作り、世界に挑戦しようとしている。

このシーンで使用している曲は「双葉の思い」。林ゆうき氏によるサウンドトラック「アオハライド」に収録されている。

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