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2017年3月7日 放送 第756回
シリーズ復興への道 第20章 立ち上がる!若き担い手たち
放送内容詳細
三陸の漁師になる...若者たちが始めたシェアハウス

6年前の震災で東北4県の太平洋側の漁業は大きな被害を受けたが、中でも高齢化が進む小さな漁村では震災以来、多くの漁師が離職、担い手不足が深刻化している。そんな中、宮城県石巻を中心に活動する「一般社団法人フィッシャーマンジャパン」は、地元の若手漁師8人が結成、これまで全国への産地直送で実績をあげてきた。協力するのは大手ネット企業ヤフージャパン。フィッシャーマンジャパンはヤフーの流通システムを使って水産物を販売を続けている。発起人の長谷川琢也さん(39歳)はヤフーの現役社員でありながら石巻に移住、事務局長としてイベントなどで販路開拓に奔走する。そして今、彼らが石巻市や地元漁協と始めたのが、「漁師のシェアハウス」。漁師希望の若者を募り、共同生活を通じてお互いを励まし合い、未来の漁師へ育てようというプロジェクトだ。そして長谷川さんの期待に応えるように2人の若者がシェアハウスにやってきた。その一人、滋賀県からやってきた大野さん(27歳)は、生き物に関わる仕事がしたいと漁師の世界に飛び込んできた。さっそく研修生としてフィッシャーマンジャパンのメンバー鈴木一樹さんのもとで、牡蠣養殖の仕事を手伝い始める。大野さんの目標は最終的に"漁師として独立する"こと。そこで、問題となるのが漁業をする権利『漁業権』の取得。多くの場合『漁業権』は地元漁師に受け継がれるもので、他所から来た新人漁師が取得するのは難しいというのが現状だ。独立を目指す大野さんの前に立ち塞がる『漁業権』の問題、担い手を増やそうとする長谷川さんたちはどう対処するのか?
IT農法で"イチゴ農家"名人を増やす!

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | jizue |
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曲名 | old story |
アルバム | story |
本編2分2秒。
震災をきっかけに設立されたフィッシャーマン・ジャパン。
津波で被害を受けた三陸の水産業を復活すべく活動している。
このシーンで使用している曲は「old story」
日本のインストゥルメンタル・バンド、jizueによるアルバム「story」に収録されている。
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