日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

バックナンバー

2023106 放送 第1084

"ものづくり"の魂は死なず!〜追跡!闘う人たち 第1弾〜

番組を見逃した方はこちら テレビ東京ビジネス オンデマンド

ガイアがこれまで追いかけてきた数多の"闘う人たち"。あの時、何を考えていたのか。そして時代が移り変わり、今は何をしているのか、シリーズで追跡する。今回は、ニッポンの"お家芸"の自動車産業、そしてかつて隆盛を誇った時計産業、さらには"環境意識"が高まる中、いち早く再生可能エネルギーの開発に挑んでいた町工場など、"ものづくりニッポン"の魂を持って闘い続けてきた人々の"足跡"と"今"を追う。

  • 日経スペシャル ガイアの夜明け 放送を見逃した方は… テレビ東京 ビジネス オンデマンド 最大1か月無料!詳しくはこちら

放送内容詳細

“メード・イン・ジャパン”の腕時計で世界の時を刻め

2016年に放送した『ニッポン製“再起”に挑む!』。中国製に押されて下火になっていた日本製の腕時計だったが、リーズナブルな価格と、本体とベルトを組み合わせる楽しさで人気を博すブランドがあった。その名は「Knot」。率いるのは社長の遠藤弘満さんだ。Knotの最大の特徴は、主要な部品と組み立てはすべてメード・イン・ジャパンにこだわっていること。ブランドを軌道に乗せた遠藤さんが次に挑んでいたのは、高級時計の代名詞、機械式時計を5万円以下の値段でつくることだ。ただ一つ問題が・・・。フレームや文字盤など一部の部品は中国製に頼っていたのだ。これらの部品もすべて日本製にし〝純メード・イン・ジャパン〟の腕時計の復活を目指していた。早速、工場を探し始めるが、日本国内で文字盤製造ができる工場はなかなか見つからない。日本の高い技術力にこだわるKnotの時計づくり、その行方は・・・。そして、7年が過ぎ、Knotを再びガイアのカメラが訪ねると、渋谷区の一等地に新たな店舗が・・・。あれから事業が大きく拡大し、国内に12店舗、さらにアジアを中心に海外にも展開していた。遠藤さんがいま、特に力を入れているのが、日本の伝統工芸を取り入れた時計だ。「ただのメード・イン・ジャパンではなく、日本古来のストーリーや背景のあるものを提供したい」と話す遠藤さん。さらに、世界が認める時計職人と組んで、究極の時計作りにも挑んでいた。

軽自動車にF1…HONDA復権を託された魂の技術者

2012年に放送したガイアの夜明け『本格決戦!軽自動車ウォーズ』。人気が高まる軽自動車市場で出遅れたホンダが新型車「N-BOX」で巻き返しを図る、その舞台裏に密着した。その開発責任者として白羽の矢が立ったのが浅木泰昭さん。これまでF1や主力の北米向けの車を担当してきた、誰もが認めるHONDAのエース技術者だ。しかし軽自動車のメインユーザーは女性。浅木さん、これまでにやったことがない視点での開発にどう挑むのか。そして時を経て、N-BOXは空前の大ヒット。現在でもホンダのみならず、日本で一番売れる車となった。浅木さんはその後、F1チームに復帰し、大活躍を果たした。そしてこの春、定年退職の日がやってきた。ガイアだけが見つめた、魂の技術者の後進たちに向けた“最後の言葉”とは・・・。

再生可能エネルギーの風を巻き起こせ!町工場が作った唯一無二の風車

2012年3月に放送したガイアの夜明け『逆襲者たち〜小さな企業の大きな挑戦〜』。いち早く再生可能エネルギーに着目し、風力発電用の風車開発に挑んでいた町工場、グローバルエナジーの鈴木政彦さんに密着した。もともと自動車部品の下請けとして工場を経営してきた鈴木さんだったが、一念発起して、独自の製品づくりにチャレンジ。人生をかけて挑んだのが、風力発電に使われる羽根だ。鈴木さんのポリシーは、自分ですべて実験して確かめてから、それに基づいてものづくりをすること。苦心の末、生み出した独自の風車は、少ない風でも回り続ける事ができるという画期的なものだった。効率良く発電できると注目を浴び始め、導入を決める自治体も現れた。そして、10年の時が流れ、環境問題への関心が高まり、再生可能エネルギーへの期待も大きくなる中、70歳を超えた鈴木さんは今も現場に立ち続けていた。夢は「生きているうちに“革命”を起こしたい」と語る鈴木さん。時代の風を受けて、小さな町工場の挑戦は大きなチャンスを生もうとしていた。

テレ東プラス

放送内容の記事を公開中

    • テレ東系リアルタイム配信
    • 日経スペシャル カンブリア宮殿

    ガイアの夜明け 公式アカウントはこちら

    ご注意下さい

    最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
    「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
    不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。