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2026年2月13日 放送 第1203回
世界で勝つ!日本の工芸あの主人公はいま…SP
内容詳細
世界のドンペリが認めた“木桶職人”… 木桶を次世代に残すために
室町時代から続く木桶づくりを継承する滋賀県の中川木工芸。代表は、その道34年の木桶職人、中川周士さん、57歳。伝統的な主力商品は、湯桶やお米のおひつだが、日本人の生活スタイルの変化で売り上げは激減していた。ガイアは中川さんを2013年に取材していた。中川さんは木桶づくりの技術を活かし、「木製のシャンパンクーラー」の製作に挑戦。悪戦苦闘する中で“成功への転換点”が訪れる。それは、“木桶の固定観念のタガを外す”試みだった。桶の口の部分と底の部分を、違う大きさ、違う形状にしたことで、かつてない「シャンパンクーラー」が完成したのだ。1つ9万円以上という価格ながら、あのドン・ペリニヨンに認められ、300個が世界販売された。あれから13年…。中川木工芸を訪ねると、シャンパンクーラーの製作は、その長さや厚み、タガをつける位置まで数値化され、量産を実現。約20種類の形状を新たに開発し、今では会社の売り上げの半分を、シャンパンクーラーが占め、年商は13年前の3倍に膨らんでいた。固定観念を覆す中川さんの挑戦は今も続く。木桶の技術を駆使して、家具市場に進出。独自のフォルムを持つ「椅子」や「テーブル」を開発し、ホテルに有料で貸し出した。中川木工芸の家具を配置する“コンセプトルーム”は、稼働率が90%と好評で、リピーターも多い。中川さんが新たな挑戦を続けることで、かつては、たった1人しかいなかった若手職人が、6人にまで増えた。「私の夢は100年後も、木桶職人が存在する未来をつくること」と語る中川さん。世界が注目する木桶職人の挑戦を追った。
織田信長が認めた商人…400年続く永楽屋の大変革!
江戸時代初期1615年に綿布商として創業した「永楽屋」。元々は織田信長公の御用商人として名をあげた老舗の手ぬぐいの専門店、当主は代々、細辻伊兵衛を襲名する習わしとなっている。ガイアは2015年に、14代目の細辻伊兵衛さんが世界に向けて、手ぬぐいの価値をアピールする様子を取材した。14代目の伊兵¬衛さんが婿として社長の座を継いだのは1999年。その時、永楽屋は30年間赤字が続き、存亡の危機に瀕していた。苦境を打開すべく、伊兵¬衛さんは“伝統の世界観をアップデート”に舵を切る。伊兵¬衛さんは、手ぬぐい柄のアート性を追求するための生地開発し、当時は珍しかった手ぬぐいの直営店を開業。わずか3年で黒字化を達成。その永楽屋の15代目候補が、長男の和司さん。2023年に伊藤忠商事を退職し、永楽屋に入社した。「父と自分はタイプが違う」と打ち明ける和司さんは、商社時代の人脈を生かし、シューズメーカーの「コンバース」や、メジャーリーグの公式キャップ製造で知られる「ニューエラ」など、数々の海外ブランドにコラボレーションを持ちかける。「伝統の世界観のアップデート」は15代目にも受け継がれるのか?若き後継者候補に密着した。
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2025年4月28日










