BACKNUMBERバックナンバー
2026年4月3日 放送 第1210回
アサヒビールとランサム攻撃~半年後の逆襲~
内容詳細
ランサムウエア攻撃発生 そのときアサヒの現場は
2025年9月29日、大手飲料メーカー、アサヒグループホールディングスを突如、システム障害が襲った。原因を特定するために会社は一時、全てのネットワークを遮断。これによりビールや飲料の製造が全て一時停止する事態となった。その後、システム障害はランサムウエア攻撃を受けた影響だと確認された。幸いにも、工場の製造システムは影響を受けていないことが早期に確認され、3日後の10月2日から製造を再開。しかし、受注のシステムや需給管理・物流のシステムが停止したまま、製造・出荷を再開したため、DXが浸透していた現場は混乱状態に陥った。危機的な状況に直面した現場は、どのような知恵や取り組みで混乱を克服したのか?
世界最悪と言われるランサム集団「キリン」 その驚くべき実態
アサヒに対して犯行声明を出したのが「キリン」というランサム集団だ。近年、最も活発に活動していることが確認されていて、2025年に日本の警察庁が確認したランサムウエア攻撃の中で一番多かったのも「キリン」による攻撃だった。なぜ今「キリン」は、急速に勢力を拡大しているのか?その実態を明らかにするために取材班が向かったのは、シンガポールにある調査会社の「GROUP-IB」。世界の捜査機関も注目するサイバー犯罪調査のプロ集団だ。GROUP-IBは、独自の調査で「キリン」の驚くべき手口を明らかにした。「キリン」はランサム攻撃の実行を極めて容易にする独自のプラットフォームを用意し、まるで新しいソフトウエアのサービスを拡大するかのように、ランサムウエア攻撃を仕組み化し、攻撃の急拡大を可能にしていた。
復活への切り札、「アサヒゴールド」を託された新米マーケターに密着
今年2月、アサヒビールの事業方針説明会で披露された新商品、「アサヒゴールド」。元々は今年秋のビール商戦の目玉として発売する予定だったが、サイバー攻撃による混乱を経て方針を大転換。急きょランサム被害からの復活を象徴する商品として、この4月に「ゴールド」を発売することが決まったのだ。この“逆襲”を託されたのが、中途入社の新米マーケター、松井茜人さん。発売を半年前倒しするという強行軍の中で、開発や営業など他部署と連携し、新ブランドを成功させようと奔走していた。果たして会社の狙い通り、“アサヒの逆襲”を演出することはできるのか?
BACKNUMBERバックナンバー一覧
PLUSテレ東プラス
ご注意下さい
最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。
2025年4月28日










