熊本県の山奥にひっそりと佇む温泉旅館「山林閣」。宿を切り盛りしているのは、まもなく90歳を迎える秋吉さん夫妻。そんな旅館の名物は川沿いに設けられた野生味溢れる露天風呂と豪華なカニ料理だ。その山林閣に、ひとりの男性が訪れてきた。旅館やホテルを専門に不動産業を営んでいる辻さん。実は秋吉さん、自身の高齢化や旅館の後継ぎがいないことから、長年守ってきた山林閣を手放すことを決めていたのだ。
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2024年1月12日(金)放送 第1097回
守れるか ニッポンの温泉旅館
日本の温泉文化を支えてきた古き良き旅館。老舗旅館から、一軒宿の「秘境の名湯」まで、数千の温泉地を有する。しかし日本の温泉旅館は、25年間でほぼ半減。さらに約3割の旅館が赤字経営と危機にあった。日本の温泉旅館は守れるのか・・・様々な人間模様を追った。
内容詳細
待ったなし…老夫婦が営む秘境の宿
温泉旅館を守れ!秘策は伝統からの脱却!?
群馬県・吾妻郡。草津や伊香保と並び、群馬の3名湯に数えられる四万温泉。温泉地のシンボルは、千と千尋の神隠しのモデルとも言われている積善館。その四万温泉だが、最盛期の80年代には、商店や宿泊施設が130軒以上あったが、現在は半分ほどに減少するなど衰退。そうした中、温泉街を守るためにとった秘策は泊食分離。つまり、温泉旅館の伝統からの脱却だった。果たして、温泉地の未来は?
有名温泉地が買われていく!?
一方、有名温泉地の熱海には、海外の投資家たちの姿が。温泉旅館の買収に向けて視察に訪れていたのだ。熱海城や駿河湾を見下ろせる絶好のロケーション。だが、投資家が気にしていたのは宿の稼働率だ。実は今、爆買いをしていた海外の投資家たちは宿泊施設の収益性やポテンシャルを見ていたのだ。
行政が事業承継に乗り出した!
熊本県水俣市。昭和にタイムスリップしたかのような湯の鶴温泉。最盛期には、旅館や商店が24軒あったが、現在は8軒にまで減少。背景には少子高齢化に伴う事業承継の問題が…。そうした中、水俣市行政が主導で、跡継ぎがいない温泉旅館と、温泉旅館を経営したいという事業者とのマッチングツアーを行ったのだ。果たして、日本の温泉地を救うモデルとなるのか?
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2025年4月28日










