3大会連続出場、個人種目では8年ぶりとなる競泳女子の池江璃花子選手。白血病からの復活を経て、今年3月に行われた五輪出場への選考会ではわずか「0.01秒」差でパリ行きの切符を掴んだ。その池江選手を2015年から水着で支え続けてきたのがスポーツメーカーのミズノ。開発責任者の大竹健司さんは、軽量化を追求した新素材を投入するため池江選手と二人三脚で取り組んできた。パリ五輪開幕の約2カ月前、そんな大竹さんの元に池江選手からある知らせが届く。それは選考会で着た水着のさらなる改善のリクエストだった。トレーニングの拠点をオーストラリアに移していた池江選手、実は海外の強豪選手と競い合う中で、日本人選手としては珍しい“背閉じ”タイプの水着を五輪の舞台で試したいと考えていたのだ。大竹さんは「池江選手の最後まで妥協しない姿にメーカーとして応えたい」とギリギリの改良に着手する。果たしてその思いに応えることはできるのか?
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2024年8月16日(金)放送 第1127回
パリで勝つ!そしてロスへ〜日の丸メーカーに秘策あり〜
17日間に渡る熱戦が繰り広げられたパリ五輪。日本代表も海外開催の夏季五輪では過去最大となる400人超となる選手団で望んだ。トップアスリートたちが、メダルの栄光をかけてしのぎを削る一大イベント。その舞台裏では、選手を支える日本企業が知られざる闘いに挑んでいた。ガイアのカメラだけが追い続けた〝もう一つのパリ五輪″とは。
内容詳細
最後の瞬間まで諦めない!“日の丸水着”開発の舞台裏
“逆襲のアシックス”…起死回生のシューズ開発ブロジェクト!
高橋尚子選手、野口みずき選手…、かつて薄底シューズで世界を席巻したアシックス。しかしその後、厚底シューズの登場で、王者・米ナイキの後塵を拝してきた。そうした状況を打破しようと2020年に本格始動したのがCEO直轄のシューズ開発プロジェクト「Cプロジェクト」。Cは頂上の頭文字だ。「選手が勝てる靴」を作ることを使命に、開発責任者の竹村周平さんは、長距離用厚底シューズ「メタスピードシリーズ」の開発を始める。今年1月に、その靴を履いた日本女子マラソン界のエース、前田穂南選手が19年ぶりに日本新記録を塗り替えた。パリ五輪まで2カ月を切った6月、アシックスの開発拠点では、大舞台に臨む前田選手のためのシューズの製造が行われていた。さらに竹村さんは、シューズの開発だけにとどまらず、アスリートが勝てるある秘策も準備。果たして老舗メーカーの逆襲は、パリの舞台でどんな結果をもたらすのか?
“眠り”で選手を支える!日の丸マットレスが挑むパリ五輪
今年3月、パリ郊外のオリンピック選手村に、慌ただしく動き回る作業員の姿があった。行われていたのは寝具の搬入作業。運び込まれていたのは段ボール素材で出来たベッドと、日本製のマットレスだ。実はこの寝具を手がけるのが、東京に本社を置くエアウィーヴ。2021年の東京五輪でもオフィシャルサポーターとして選手村に寝具を提供した実績を持つ。パリに向け新たなマットレスを開発し万全を尽くす。会長の高岡本州さんも「パリ五輪をきっかけに世界へ日本の技術を広めたい」と意気込む。しかし、そこには大きな壁が待ち構えていた。今回はベッド文化のフランス・パリで開かれ、さらに史上始めて「持続可能性」を打ち出した大会。設営段階から、大会終了後の寝具のリサイクルまで自社で請け負うことが必須条件となっていたのだ。選手村に提供するのは約1万6000床。設営を担当する現地作業員たちにとっても初めての難作業。思わぬトラブルが続出…。果たして世界から集まるトップアスリートを〝眠り″で支えることができるのか…。
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2025年4月28日










