急拡大するスポットワーク市場、そのNo.1の座を誇るタイミーを立ち上げたのは、小川嶺代表(27歳)。20歳の時に、事業資金を借り、アパレル会社を起業したが、事業目的を見失い、挫折。その借金返済のため、日雇い、派遣、アルバイトで働く中で、スキマの時間を活かすスポットワークという新たなビジネスモデルを思いつき、タイミーを設立した。スポットワーク市場を切り拓き、創業わずか6年で上場を果たした業界の先駆者だ。他社が次々と参入し競争が激化する中で、タイミーが打ち出した新たな戦略は、スポットワーカーたちの高時給の実現。「最低賃金1500円」への引き上げが叫ばれる中、優秀な働き手の時給を、現在の最低賃金に200円程度を上乗せし先手を打つ狙いだ。しかし、時給アップは雇用する側の企業には大きな負担に。コストを抑えたい企業からどう求人を引き出すのか。タイミーの挑戦を追った。
BACKNUMBERバックナンバー
2024年11月1日(金)放送 第1138回
スキマを活かす新時代
深刻化する人手不足。どの業界も働き手を求める中、急成長している労働市場がある。面接も履歴書も必要なしで、スマホのアプリから、単発で「スキマバイト」をするスポットワークだ。企業の副業解禁などの中、その手軽さから、空いた時間に様々な仕事を請け負い、報酬を得るスポットワーカーたちが急増している。若者世代だけでなく、シニア世代にも広がり、登録者はのべ2500万人に拡大。人手不足が深刻な飲食業界・ホテル・運送業・介護業界など様々な業界で、スポットワーカーが欠かせない存在となっている。雇用主とスポットワーカーを繋げるアプリを開発し、スポットワークという新たな市場を開拓した業界の先駆者タイミー。現在、900万人のスポットワーカー登録者を抱え、スキマバイト利用率No.1を誇っている。今年、この急拡大するスポットワーク市場にメルカリ、LINEヤフーなど大手IT企業も続々と参戦、市場競争が激化している。業界No.1を守るために、タイミーが打ち出した新たな戦略は、スポットワーカーたちの能力に応じた「賃上げ」。深刻な人手不足の中、即戦力の人材が欲しい企業に、タイミーが抱える優秀なスポットワーカーたちをマッチング、高時給で雇ってもらうというプロジェクトだ。さらにキャリアアップしたいスポットワーカーたちに正社員化への道筋をつけていくというチームも立ち上がった。急拡大するスポットワーク市場の最前線に密着。待遇改善への挑戦を追った。
内容詳細
スポットワーカーの高時給をめざせ! 先駆者タイミーの新たな挑戦
スキマバイトで見つけた、新たな人生の選択
東京・新橋のオフィス街で繁盛する居酒屋「THE 赤提灯」。一見すると普通の居酒屋だが、店長と厨房の2人以外は全員スポットワーカーたちだけで回している。周囲のスタッフに気を遣いながら、笑顔で接客をするのは宮野尚子さん(62)。スキマ時間を利用して、この店で60回以上スポットワークをしてきた。店長からも接客を評価された宮野さん、働く中で接客の楽しさを実感し、接客のコンサルタントをする夢を持つようになった。スポットワークを通して、新たな人生の選択をした人々を見つめる。
スポットワークから正社員へキャリアアップ
スポットワークという新たな形の非正規労働の拡大で懸念されるのが、かつて大量解雇で社会問題となった「日雇い派遣」のような雇用の不安定化。タイミーはこうした問題を繰り返さないため、スポットワーカーを正社員につなげる新たなプロジェクトチームを立ち上げた。チームのメンバーは10名。キャリア相談から、これまでのスポットワークの実績を踏まえた求人の紹介などを行っている。群馬県で生まれ育ったスポットワーカーの菊池知保さん(39)は、和歌山県にあるリゾートホテルの正社員の内定を決めた。この秋から正社員の道を歩み出す菊池さんの夢とは‥。
BACKNUMBERバックナンバー一覧
ご注意下さい
最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。
2025年4月28日










