温泉旅行の楽しみの1つと言えば食事。朝食や夕食が満足するものでないと、旅の思い出も色褪せてしまう。2つのブランドが統合するにあたり、メニューも、両チェーンの特徴を合わせたものに一本化しなければならなかった。大江戸からはイタリアで修業を積み、5つ星ホテル・マリーナベイ・サンズでエグゼクティブシェフも務めた山口伸雄氏が、湯快からは著名な日本料理店で修業を積んだ平山大臣氏がそれぞれ先陣を切って開発に臨んだ。しかし、品質の為には手間暇を惜しまない山口氏と、効率を重視する湯快の調理法を守らなければならない平山氏とで、意見が合わない。それぞれの料理人としての矜持、そして、背負っているブランドの威信をかけ、双方引くに引けないせめぎ合いが続いた。
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2024年11月15日(金)放送 第1140回
東西"温泉王"の野望!~独占密着300日~
11月、日本の宿泊業界に大きな変革が起きた。東日本を中心に37の温泉・温浴施設などを展開する"東の温泉王"大江戸温泉物語と、西日本を中心に29の温泉宿を展開する"西の温泉王"湯快リゾートがブランド統合。GENSENホールディングスという新会社が立ち上がり、既存の店舗の屋号は、大江戸温泉物語に統一された。これにより全国に66の店舗を構える、日本最大級の巨大温泉チェーンが誕生したのだ。ガイアは、この統合の舞台裏を1年にわたり密着。それぞれのブランドの意地とプライドがぶつかり合う現場で何が起きていたのか。リーズナブルな宿泊料が魅力の両社の統合は、手軽に楽しめる温泉旅行を、どう変えていくのか追った。
内容詳細
品質とコスパと…大江戸&湯快“統合メニュー”を巡る、料理人達の戦い
湯快リゾートのキーマン川崎氏による、“超・効率化改革”
“西の温泉王”湯快リゾートは、もともと安く温泉旅を楽しめる低価格戦略を展開し、廃業したホテルを買収するなどして、施設数を増やしてきた。その戦略の大きな柱の一つとなっていたのが、少しでもお金や時間を無駄にしない“超・効率化”だった。それは、同様の低価格戦略を貫いていた大江戸温泉物語にも学ぶ所が多い、徹底したものだった。そんな湯快イズムを体現するのが、統合後に本部長として施設の管理や運営を担当する川崎俊介さん。統合が発表されてからというもの、川崎さんは全国を飛び回り、経営や旅館運営で無駄と思えるものを、次々に発見、改善していった。そうした中で訪れた、岐阜県にある下呂新館。川崎さんはここで、レストランに訪れる客の受け入れ態勢に様々な無駄がある事を見抜いた。そこで得られた知見を、11月1日のブランド統合までに、活かす事はできるのか?
能登地震が襲った… 歴史ある温泉街の灯を消すな!
石川県能登地方にある、和倉温泉。開湯1200年と言われる、歴史ある温泉街だが、2024年1月1日、能登半島を襲った大地震で壊滅的な被害を受けていた。震災が起きて、ひと月経った2月に、湯快の川崎さんは、ここ和倉温泉にある、金波荘という旅館を訪れ、その惨状を目の当たりにしていた。実はこの金波荘、元々は湯快リゾートの温泉宿だったが、11月1日より大江戸温泉物語の最上級ブランド「TAOYA」としてリニューアルオープンする予定だった。しかし、支配人である竹内一雄さんは、頭を抱えていた。地震による建物の被害が大きく、解体しなければいけない可能性が浮上。莫大な費用がかかってしまうため、閉館に追い込まれてしまうかもしれないのだ。しかし、地元温泉街復興の灯になる為にも・・・竹内さんは諦める訳にはいかなかった。
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2025年4月28日










