築地場外市場にあるインバウンド客にも大人気のカニ料理店「築地かに祭り」。国内に流通するタラバガニの7割超を扱い年商700億円以上という築地蟹商が運営している。実は今、タラバガニやズワイガニは、数年前の3割~5割安という歴史的な安値で取引されているという。その理由が、カニの一大産地であるロシアによるウクライナ侵攻。大消費国アメリカが経済制裁としてロシア産水産物の輸入を禁止しているからだ。しかし、築地蟹商の中村格彰会長は歴史的安値は今が最後になるかもしれないと考えていた。次期アメリカ大統領にトランプ氏が返り咲くことが決まり、禁輸措置が解かれる可能性があるからだ。中村会長はすでに今年の春、ロシアの水産会社と契約し、去年よりも多くのタラバガニとズワイガニを仕入れていて、年末商戦分の在庫は安値で確保したというが、今後、カニの値段はどうなるのか・・・。
BACKNUMBERバックナンバー
2024年11月22日(金)放送 第1141回
物価高に挑む~食品業界の異端児たち~
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が再選を果たしたことで日本ではある食材の価格が上がる可能性も・・・。世界情勢によって日本の食卓が今、大打撃を受けている。世界的な物価高や長引く歴史的な円安などの影響で、これまで庶民の味方だった輸入食品は相次ぐ値上げ。家計への負担が大きい食品価格の高騰は終わりが見えない...。しかし一方で、これまで外国産に押され、敬遠されてきた日本の高級食材に大きなチャンスが訪れようとしていた。逆境を跳ねのけ、物価高に立ち向かおうと奮闘する国産食材の生産者たちの姿を追う。
内容詳細
高級タラバガニが“半値の異変”も・・・トランプショックで今が最後?
輸入牛高騰のなか“格安の国産和牛”を食卓へ!
大阪府・泉大津市に7月にオープンした「お肉の直売所」。A5等級の「すき焼用・黒毛和牛」が3パック2000円など、高級和牛がお得に買えると人気だ。この店を運営しているのが鹿児島のカミチクグループ。牛の繁殖・肥育・加工・飲食店経営までの徹底した一貫体制で運営している。そのカミチクグループを率いているのが上村昌志代表。上村さんは円安などで牛のエサとなる輸入飼料が高騰している状況に危機感を感じていた。そこで挑戦していたのが餌の国産化だ。原料は飼料用米のほか焼酎の搾りかすなど地元九州の食品副産物なども有効活用。これが普及すれば為替の影響を受けず、大幅なコストダウンも可能になるという。さらに「ある牛」に目を付け、低コストで値ごろ感のある和牛の普及を目指す取り組みを始めた。これまで比較的安価な輸入牛に押されてきた国産和牛を、食卓に届ける挑戦を追った。
東京のスーパーで“高級魚キンメダイ”が1尾800円!?
コロナ禍で運営していた居酒屋「金の蔵」の大量閉店を余儀なくされた運営会社のサンコー。その後、社運を賭けて「脱居酒屋」戦略に舵を切っていた。静岡県沼津市で水産業に乗り出したサンコーは、社員が自ら市場で魚を競り落とし、自社の居酒屋などで客に安く提供している。そのサンコーが新たに挑むのが、下田市で水揚げされる高級魚「キンメダイ」を東京のスーパーで安く販売する取り組み。地元のキンメダイ漁師と提携し、彼らの収入を保証する代わりに、獲れた魚を全量引き取り仕組みをつくった。鮮度抜群のキンメダイをより安く、安定的に食卓に届けるための闘いに密着する。
BACKNUMBERバックナンバー一覧
ご注意下さい
最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。
2025年4月28日










