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2019年10月14日(月・祝) 夜10時 放送 ウルトラハイパー ハードボイルド グルメリポート 今回は、“今”の飯。
これまでも、この地球上のどこかで“今”食われている現在進行形の飯を見てきた。
けれど今回は、もっともっと“今”である。
今まさに生じたこと。
今まさに明らかになったこと。
その現場で人々は何を食っているのか。
感動する物語は別にないかもしれない。
胸を打つ交わりも別にないだろう。
ただ、今、そこに、あること。

ギリシャ 難民監獄島飯

つい先日のこと。ギリシャのほぼ東端、エーゲ海の向こうにトルコがはっきりと見えるある島に、1時間で13隻のゴムボートが漂着し、中東から長い旅路を経てきた600人にも及ぶ難民が上陸した。これだけの難民が一度に押し寄せたのは実に4年ぶりだ。シリアやアフガニスタンなど中東諸国の窮状はここ何年も酷いままで、これといって大きな転機を迎えたわけでもない。一方、西洋諸国では難民をルーツとする者たちによるテロや、女性をターゲットとした犯罪のおかげで難民排斥運動が盛り上がっている。間違いなく、排外主義を掲げる政党が一定の票を集めるようになっているのはどの国も同様だ。その結果、これから西洋諸国を目指そうとする中東の難民たちが、ドイツをはじめとする彼らの“ユートピア”にたどり着くことは極めて難しい。しかし、2019年の夏、突然大量の難民がトルコを離れ、EUの玄関口となるギリシャへ渡ったのだ。一体、難民たちに何が起こっているのか。小さな島に生まれたヨーロッパ最大の難民キャンプで暮らす者たちは何を食うのか。命を賭してボートで海峡を渡ってきた者たちは何を食うのか。そして、トルコ側で難民たちの密航を手配するブローカーは何を食うのか。

香港 激動飯

参加者200万人とも言われる超大規模なデモの様子がテレビで放送されている。警察の放ったビーンバッグ弾を被弾して目から血を流す女性の様子がTwitterで流れてくる。イギリスから返還されて21年経った香港が今、中国の支配から逃れようともがいている。抗議活動で掲げられた主張は「逃亡犯条例改正案の撤廃」だった。嫌疑をかけられた香港人の身柄を中国に渡せるよう改正するこの法案は、表現の自由をはじめとする民主主義の根幹をなす多くの権利が香港から奪われることを意味するとして反発したのだ。結果、香港政府は「改正案」の撤廃を宣言した。しかし、デモは終わらなかった。当初の目的は達成されたように見える。けれど、香港の若者たちは香港政府が“5つの条件”を飲むまでデモをやめることはないという。振り上げた拳は、一体どんな軌跡を描いておろされるのだろう。デモの当事者たちは何を食うのか、その口からは何が話されるのか。一方で、デモの存在感が増せば増すほど、香港が抱えるその他の闇は一層深く闇に隠れる。しかしそれは、失われるわけではない。ただでさえ光の当てられなかった国のはずれの住人たちは今、デモの裏で何を食うのか。

※番組内容は変更の可能性があります。

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