開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜854分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

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2019年9月17日放送

平野富山の木彫

鑑定依頼人髙松弘さん
鑑定士 大熊敏之
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 1,000,000
エピソードお宝は30年前、知人から頂いたもの。当時4歳の孫と同居しており、その孫がとても可愛かったので、早く次の孫が生まれないかなあと思っていた。そんな折、知人に「もう一人孫が欲しいなあ」と会う度に話をしていると、「そんなに孫が欲しければ、いいものをやるよ」と言って、このお宝を譲ってくれた。それはおじいさんが孫と遊んでいる木彫で、まるで自分の姿のようだった。そしてこのお宝を大事にしていたおかげか、5年後に待望の二人目が誕生した。その孫も今や34歳と25歳。自分は来年90歳になるので、元気なうちにこのお宝の価値を明らかにしておきたい。
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鑑定士総評

珍品。富山にしては珍しいモチーフ。依頼品は戦争末期、昭和19年の作品だが、戦時体制を賛美するような作品ではなく、純粋に祖父と孫の純愛をモチーフとしていて、日本彫刻史の中でも珍しい。昭和7、8年から40年代にかけては敬吉という号を使っている。祖父の方はデフォルメされている。指なども角ばっていて、平櫛田中が戦前作っていた作風が映っている。富山は官展や戦後の日展に出品している作品は斎藤素巖ゆずりのブロンズ像で、写生味が勝っている日展調だが、その雰囲気が孫の方にある。孫と祖父で作風を使い分けながら融合している。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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