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2010年3月30日放送
蒔絵の文台・硯箱
| 鑑定依頼人 | 沢田信さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 大熊敏之 |
| ジャンル | 近代工芸 |
| 本人評価額 | ¥ 5,000,000 |
| エピソード | 沢田さんのご先祖は、琵琶湖水運の回船問屋を営む商家で、旅籠、造り酒屋も営み、どれも成功したため、けっこうな財を成したという。200年前に建てられた屋敷は今も健在で、たまに旅行客がやってきて、記念写真を撮って行くほど。祖父の代で商売はやめたため、沢田さんは家電メーカーに就職し、大津に家を建てて暮らしていたが、2年前父親が病に倒れ、入院したため、屋敷を維持するため、奥様を連れて実家に帰ってきた。 お宝は、蒔絵の文台と硯箱。4代前のご先祖が、この辺りを治めていた大和郡山藩の藩主から直々に頂いた物だという。101歳になる父親が、最近しきりにお宝の価値を知りたがっているので、きちんとした価値を教えてあげたい。 |
硯箱が250万、文台が400万。常憲院時代ものと呼ばれる、元禄時代に流行した様式を継いでいる。文台の足は花菱つなぎになっており、縁周りが梅唐草と、丁寧に装飾してある。硯箱の方は松竹梅がモチーフになっており、表に松と梅が描かれている。これは蒔絵の技法の高度なところ全てとりあわせている、まさに技法のデパート。ふた裏の竹の絵にはタケノコが描かれているが、蒔絵にタケノコが描かれるようになるのは18世紀から19世紀と遅く、作られた年代が垣間見られて興味深い。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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