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2014年3月18日放送
小川芋銭の掛軸
| 鑑定依頼人 | 中台理香さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 田中大 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 土浦市の食事処『レストラン中台』を夫婦で営んでいる。店は祖父が昭和13年に創業。夫が3代目シェフで、理香さんはウエイトレスとして働いている。実は、この番組が大好きで、最近「一度でいいから出演したい」と思い、お宝を探したところ、夫の伯父が良い掛軸を持っていることが分かった。当初、伯父は頑なに入手経緯を教えてくれなかったが、粘り強く尋ねると、35年前、骨董店で一目惚れした物だが、高額だったため、祖父に「将来絶対高くなるから」と持ちかけて買わせ、「管理してあげる」と言って自分の手元に置いていたのだと打ち明けた。その後、後ろめたくなったのか『もし、良い物なら売って皆で山分けしよう』と言ったので、気が変わらないうちに鑑定してほしい。 |
大変すばらしい作品。芋銭自身が「天遊忘江湖」と賛を書いている。非常に自由な境地を表した言葉で、まさに描かれた二匹の河童がその世界観を表している。まるで書が河童と一緒に泳いでいるような雰囲気。「昭和第一春旅中」とあるが、昭和二年に旅先で描いたということ。昭和二年三月下旬、当時野村泊月(高浜虚子の高弟)という俳人が京都に住んでおり、芋銭はその泊月に手紙を送っている。「天遊忘江湖」という河童の絵を描いたので贈りますという内容で、その絵が依頼品として出てきたということは、今まで世に出ていないということではないか。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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