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2014年11月4日放送
板谷波山の花瓶と湯呑み
| 鑑定依頼人 | 猪俣睦子さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 麹・味噌販売を行う米沢屋のおかみさんとして30年以上一人で店の味を守り続けている。 国産大豆・無添加にこだわっている為、ごく少量しか作れず全く儲らないが本物の味を守るため、と日々奮闘中。お宝は10年程前仏壇にしまわれているのをたまたま発見。 |
二点とも板谷波山の作品。花瓶の方は結晶釉で、波山は化学的な手法に挑戦して結晶釉を極めるのだが、依頼品はその前の時代の物と考える。湯呑みの方も波山の作品だが、絵がまる夫人の筆になるもの。まる夫人は号を「玉蘭」という日本画家でもあった。その師が跡見玉枝といって桜の花を描かせたら右に出るものはいないという名手であった。依頼品の絵を見ると確かに師直伝のぽってりした妖艶な花が上品に描かれている。裏には筑波山を象った山の中に波と書く波山の銘がある。通常この銘は依頼品のように筆でさっと書くということはない。田端に窯を作って赤貧にあえぎ、五年間くらいは飛鳥山焼といって徳利や杯を作って花見用に売ったり日用品である湯呑みや花生けを売った、そういう最も大変な時期の作品であることがわかる。依頼品の二点が揃っているのは波山とまる夫人が相和して座っているかのよう。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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