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2014年12月9日放送
生野祥雲斎の花籠
| 鑑定依頼人 | 山崎美貴子さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 大熊敏之 |
| ジャンル | 近代工芸 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 生花歴60年の山崎さん。23歳の時に小原流の教授免許を取得して以来ずっと趣味で楽しんでいる。お宝は亡き父が遺したもの。父・清貞さんは大阪の地主の家に生まれ、独身時代は大分の別府に滞在、遊び半分で生花の先生をしながら生活をしていた。その際、父のもとで生花を習っていたのが、このお宝の作者であった。当時、その人物はまだ無名で、父は金銭的な援助もしていたようだった。今回のお宝は戦前「お世話になったお礼に」と言われて手渡されたものらしい。その後、その人物は人間国宝になったと聞いたため、価値が気になっている。 |
これは本当に素晴らしい作品。祥雲斎の昭和前期の作品というのは残っていない。昭和10年代前半の祥雲斎の技量と造形感覚を一番よく示している作品。重さは軽いが造形にどっしりとした安定感があり、少し離れて見るとモダニズムのすっきりとした形態を持っていて、重厚にして軽やか。そして編みがものすごく緻密で、竹の性質をよく理解している。「雲祥庵造」としっかりと刻まれた例というのもあまり多くはないのでその点でも貴重。箱にもきちんとした箱書きがあり、これだけ揃っていれば官展の出品作と同格以上の代表作と評価してよい。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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