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2015年1月6日放送
川瀬巴水の朝鮮八景
| 鑑定依頼人 | 陶山晃さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 渡邊章一郎 |
| ジャンル | 浮世絵・版画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 元商社マンで、現在もその経験と幅広い人脈を活かし、コンサルタントの仕事をしている。お宝は2014年6月に100歳3ヶ月で大往生した母が遺したもの。93歳から介護施設で生活していたが、その費用は陶山さんら兄弟で出し合っていた。その貯金がなくなる頃に他界したので、母が気を使ってくれたのかなぁと泣き笑いした。その後兄弟揃って実家へ行き母の遺品整理をしたのだが、目ぼしいものを分け終えると、後は全部お前が処分してくれと残り物を押し付けられた。お宝は、ビニール袋に包まれていたため、捨てる前に何気なく開けてみたところとても綺麗なものだった。調べてみると有名な芸術家の作品だったので、ひょっとすると貴重なものではないかと期待している。 |
川瀬巴水が昭和14年に作った「朝鮮八景」の揃い、一番最初に売り出した八枚がすべて揃っている。巴水は昭和一桁時代に非常に良い作品を描いていたが、当時それを超える作品がなかなか描けずスランプに陥っていた。そんな折同僚の山川秀峰から朝鮮にスケッチ旅行に誘われ、渡りに舟とばかりに喜んで渡航した。そして現地で初めて見る風光明媚な景色、日本本土とは少し異なる生活風俗などに大きな刺激を受けた。そして依頼品が生まれたわけだが、僅か八図の中に雪景色、月の景色、桜の花、紅葉といった巴水の得意技を全て発揮している。そして実は依頼品はあまり世の中に出回っていないマニア垂涎の作。日本橋高島屋で開催されている(放送当時)川瀬巴水展にもこの作品は展示されているが、八図全てはそろっていない。そういう意味で八図全て揃っているのは大変貴重。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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