開運!なんでも鑑定団

2016年9月6日放送

里見勝蔵の風景画

里見勝蔵の風景画
鑑定依頼人 太田久彦さん
鑑定士 永井龍之介
ジャンル 西洋画・彫刻
本人評価額 ¥ 1,000,000
エピソード 松本市内にある歯科医院院長。87歳にして今尚現役バリバリで、主に高齢者を中心に診療している。お宝は昔、診療室に飾ってあった油絵。初代院長の亡き父が大事にしていたものだが、太田さんは子供の頃からこの絵があまり好きではなかったため、1955年に父が他界したのを機に飾るのをやめてしまった。以来ずっと押入れしにしまいっぱなしだったが、このままでは宝の持ち腐れなので高く売れるなら売って人生最後の旅行としてクルーズで世界一周したいと考えている。
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鑑定士総評

里見はヴラマンクから大変な影響を受け、日本でフォービズムの第一人者として活躍した。今でもフォービズムの流れはヴラマンクから里見への流れ。1924年に「オーベルの正面」という作品があるが、依頼品はほぼそれと同じ頃に同じ場所を描いた絵。中央に描かれた白い家はヴラマンクの家。この場所は里見にとって非常に思い出深い場所であり、生涯この場所をよく訪れ、多く絵にした。まさに里見芸術の原点となった場所、原点となった時代の代表的な絵。フォービズムというのは対象をきれいに写すということよりも、想いを画面にぶつけるという表現。依頼品もタッチが力強い。ただし依頼品はひびが入っていたり焼けがあったりなど状態がやや良くない。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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