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2016年11月22日放送
武田信玄の書状
| 鑑定依頼人 | 岡島祥隆さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 増田孝 |
| ジャンル | 古文書 |
| 本人評価額 | ¥ 3,600,000 |
| エピソード | 愛車はスバル360。子供の頃からクラシックカーが大好きで、いつか欲しいと思っていたところ、30年前、仕事先の方から60万円という破格の値段で譲ってもらうことができた。以来、大事に乗り続けているが、家族は「古い車なんて乗りたくない」と冷ややか。お宝は代々伝わる書状で、有名武将の家臣だった先祖が馬を寄贈した時の礼状と聞いている。家族全員ずっと本物と信じてきたが、両親は「万が一偽物だと言われたらご先祖に顔向けできない」と急に弱気に。息子に譲る前に自分の代で白黒はっきりさせておきたい。 |
武田信玄の書状に間違いない。戦国武将は基本的には祐筆が書くことが多いのだが、依頼品の筆跡は信玄の自筆。禅宗に非常に進行を持っていたので、当時の臨済宗の僧の筆跡と大変良く似ている。祐筆の書くものはきれいな書で、依頼品のように墨の濃淡が極端に表れないような書き方をする。「馬」という字は書きそこなっているが、祐筆は書きそこなったら最初から書きなおす。書き損じた上に直に書いてしまうという事を、戦国武将は皆よくやる。「及」「殿」の形や「月」の癖などが、自筆と言われているものとピタリと一致する。八月二十日とあるが、この秋に越後、つまり上杉謙信と合戦をすると書いてあり、第四次川中島の合戦が浮かんでくる。ということは永禄四年、1561年に書かれた手紙であるということまで判る。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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