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2018年9月18日放送
志野焼の香合
| 鑑定依頼人 | 坂本久美子さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 300,000 |
| エピソード | 世界を股にかけ活躍している三代真史ジャズ舞踊団の芸術監督。アクロバティックなダンスと和のモチーフを融合させたステージが高い評価を受けこれまで世界17カ国で公演。今年10月ロシアで開かれる日本文化祭での公演に向けて稽古中。お宝は、実は友人の持ち物なのだがどうしても欲しくて狙っているもの。その方は茶道具を集めており、会うたび見せられ自慢話を聞かされる。焼物に詳しくないため馬の耳に念仏だったのだが、2年前このお宝を見せられた際、一目で気に入り「私のところに来たがっている!」と直感。「生前の形見分けに頂戴」と持ちかけると「これはすごく価値のあるもので安安とあげられるような代物ではありません」と断られてしまった。確かに素敵だとは思うがそれほど高価だとは信じられないので、価値を確かめたい! |
桃山時代の早い時期に作られた志野の香合。横一文字にすぱっと切った形なので一文字型の香合と呼ばれている。室町時代に伝わった根来塗の香合や唐物の堆朱の香合の形をそのまま倣ったもの。ろくろで挽いてあり、端整な造形。鉄絵で草花文が描いてある。葉から小さく白い花がのぞいているのを万年青と見立て「志野万年青の香合」と呼んだのだろう。長石釉がとろっと掛かり気泡がいくつかあって紅が浮かんでいて、いかにも桃山という感じがする。蓋を開けると合口のところだけ露胎になっていて、志野のもぐさ土が見えている。それが適当に汚れて古さを物語っている。高台を見ると馬蹄形の窯の置き跡がある。当時の美濃の窯に共通する特徴。陶磁学者の小山冨士夫の箱書きがある。天下の名器。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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