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2022年1月11日放送
永井荷風の色紙2点
| 鑑定依頼人 | 森村むつ美さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 東原武文 |
| ジャンル | 古書・原稿 |
| 本人評価額 | ¥ 500,000 |
| エピソード | 祖母は、女優の桜むつ子さん。桜さんは20代の頃、浅草軽演劇の花形女優として活躍。その後、松竹に入社し、小津安二郎監督に認められ、名脇役として数多くの作品に出演した。晩年は「シコふんじゃった」や「スウィングガールズ」などにも出演し、2005年に亡くなる直前まで、女優人生を全うした。お宝は、桜さんが20代の頃、浅草の劇場に出入りしていたある有名な小説家から頂いたもの。桜さんは初対面のその小説家をただのおじいちゃんとしか思わなかったが、後に大変気に入られ、かわいがってもらった。むつ美さんが遺品整理をしている際に見つけ、一体どれ位の価値があるのか気になっている。 |
偽物が多いが、依頼品はまぎれもなく荷風が書いたもの。荷風は俳句の色紙が多く、依頼品のような歌の詩などはほとんどない。極めて貴重。この歌は昭和18年10月に「偏奇館吟草」という本を編んだ時に1度発表されている。常盤座楽屋にて、と書かれていることを考えるとおそらく昭和23、24年頃に書かれたのではないか。この頃荷風は午前中仕事をして、午後浅草に出て常盤座やロック座などの楽屋に行って女優と過ごす、ということを毎日のようにしていた。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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