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2022年11月1日放送
桃山時代の志野焼と織部焼
| 鑑定依頼人 | 渡邊輝子さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 3,000,000 |
| エピソード | 明治28年創業の銃砲火薬店を経営。猟銃の他、工業ダイナマイトなどを扱っている。現在大学生のしっかり者の孫が跡を継ぐと言っているのでとても心強い。嫁いだのは56年前。実家は巻網遠洋漁業の網元で、当時はとても羽振りが良く、嫁入り道具として持たされた。薄汚れているなと思ったが、有り難く頂いた。しかし嫁ぎ先の義父は骨董好きで、コレクションは市や県の文化財に指定されるほどだったため、そんな義父に自分の薄汚れたものを見られるのは恥ずかしいと蔵に入れ、そのまま忘れてしまっていた。ところが、その後、骨董の本を見ていると、自分の物とよく似たものがあり、ビックリ!ひょっとしたら凄いものなのではと気になっている。孫は、お宝が良いものなら売って車を買って欲しいと期待している。 |
全て桃山時代に美濃で焼かれた志野、織部に間違いない。志野の向付5客。俗に筒向と言って茶懐石の器の主役を務めるもの。草花紋、格子紋を描いた鉄絵の発色が良い。志野織部の天目の茶碗。見込みの鳥の絵はまさに桃山人でなければ描けない。黒織部の茶碗は、わざとらしい歪みで作為がある。桃山時代の最末期に生まれたものだろう。なんと言ってもロマンあふれるのは織部黒の茶碗。桃山時代のごく初期に作られたものだろうと思われる。「Q」の字に似た窯印が押してある。これは江存と呼ばれる人だと伝えられているのみで、生まれた時も亡くなった時も全くわからない幻の名工。おそらく自分の窯を持たないで、あちこちの窯を渡り歩いて名品を作り続けた、実に雄渾で力に溢れている。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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