形も珍しく斬新なデザインで類例を見たことがない。作られたのは明治時代。桃の蓋があり、下は軍配になっている。これらは不老長寿や子孫繁栄、魔除けなどの意味がある。描かれている図柄は同様に鹿とコウモリで、下の軍配の部分は雲と波、横の部分が七宝つなぎという文様になっている。すべて吉祥文様になっており、吉祥尽くしは豪商(大商人)や豪農(大規模な地主・農家)の方のお祝い品などに使われた図柄である。この硯箱も特別に注文して作られたものだと思われる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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