主催者側の発表では9万人以上が集まったという沖縄の県民大会を取材してきました。
前日、沖縄ではガールズコレクションも開催されていて、
街にはオシャレな若者やモデルさんの姿があふれていました。
沖縄の抱える基地問題と不思議なコントラストを感じました。


強い日差しが照りつける中での県民大会。
年配の人たちや小さな子供たちにとっては厳しいコンディション。
黙々と集まってくる党派や組織を超えた人々の姿は胸を打つものがあります。


参加した人たちに話を聞きました。
「鳩山総理を信頼することはもはやできない。期待していただけに、
 裏切られた思いが強い。
 でも、今までの政権が沖縄の思いを尊重してくれていたわけではない。
 結局、今までと状況は変わっていない。
 県民の声を上げ続けるしかない・・・・」

「インターネットニュースを経由して、沖縄を知らないアメリカ市民に
 現状を伝えたい」

こんな声も聞かれました。 


焦点になっている普天間飛行場。基地を中心にして放射線状に街が作られています。
戦後、焼け野原に基地が作られ、仕事のない人々が基地の周りに集まり始めて
街が出来上がっていったのだそうです。
住宅地や学校などの公共施設が基地を囲むように位置しています。
世界一危険な基地といわれる所以です。


従来計画で移設先に名前が挙がっている辺野古地区。
ほとんど手付かずの白いビーチとエメラルドグリーンの海が広がっています。
戦後の食糧難。地元の人々の命をつないだ海です。


移設とはいえ新しく基地が作られることに大きな違和感を
抱いている人々が沖縄には大勢います。
新設される基地は普天間以上に大規模なものになると見られています。
仮に基地の建設が強行された場合、どんな抵抗運動が始まるのか?
アメリカ軍に対する反発がさらに大きくなる可能性もあります。


鳩山政権の交渉下手が原因と思われますが、
現在の日米交渉において、アメリカ側は日本の回答を待っている状況です。
アメリカと地元の板ばさみになって、
鳩山政権は結論を固めきれずにいます。
しかし、アメリカにとっても沖縄世論は無視できる存在ではないはずです。
反対住民に囲まれた基地建設、基地運営は大きなリスクです。
あくまでも現行案という頑なな姿勢のままでは、
仮に日本政府が容認しても、沖縄の強い反発は必死の状況になりつつあります。
事態が改善する見込みがない以上、
日米がもう一度テーブルについて、
あらたな考え方を模索する必要があるのではないでしょうか?


もしや、一連の迷走ぶりは鳩山総理の作戦だったのだろうか?
沖縄の現場でこんなことを感じました。

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