鈴木一郎・・・・・・・・・・・・・西田 敏行
アカネフーヅ社長で、塚田文雄のボス。
戦後、裸一貫から食品会社・アカネフーヅを築き上げた。週に一度は新宿のガード下に行き、老靴磨きの菊治に靴を磨いてもらう。心持は豪快だが、根は真面目。妻と二人暮らし。アメリカで歌手を夢みる娘がいる。ちゃっかり若い妾もいる。
塚田文雄・・・・・・・・・・・・・柳葉 敏郎
アカネフーヅの社長付き運転手。
優秀かつ真面目で、以前勤めていた地銀が現在のメガバンクと合併する際、人事課長として人員整理のための肩たたき役となったが、人の冷たさを感じて行員の世界に嫌気がさし、自らも退職。銀行の車両課で働いていたと嘘の履歴を示して、アカネフーズの社長付き運転手となった。妻・息子・娘との4人家族。
塚田敬子・・・・・・・・・・・・・安田 成美
塚田文雄の妻で、専業主婦。
控えめな出で立ちで楽天的な性格だが、内に秘めた強さも。
塚田が地銀を辞めるときは「逃げないで」と止めたが、行員だった頃は仕事の話を一切しなかった塚田が、転職後は毎日楽しそうに仕事の話をするようになったため、今は塚田の善き理解者に。塚田の話により、敬子にとっても一郎は近い存在になっている。
志津子 ・・・・・・・・・・・・・余 貴美子
鈴木一郎が通う新宿のバー・レッドシューズの女主人。
過去に一郎と深い関係にあったらしい。一郎と菊治の関係や、社長として成功する前の一郎について知る、数少ない人物のひとり。一郎に対しても遠慮のない物言いが出来、善き相談相手となっている。
鈴木園枝・・・・・・・・・・・・・星 由里子
鈴木一郎の妻。
豪華で派手好みだが、心根は優しく無邪気。戦後すぐ亡くなった兄が好きだった電車の模型を集め、仕事や浮気であまり家に帰って来ない一郎への寂しさを紛らわせている。
鈴木菊治・・・・・・・・・・・・・大滝 秀治
一郎が毎週のように通う新宿・角筈の大ガード下の靴磨き。
終戦直後から現在も靴磨きを続けている。
かつて兵隊として赴いた南の島で部隊が全滅し、仲間が死んだ中、ただ一人生き延びる。「自分だけが生き残ってすまない」と自らを責める思いが強い。

