内田篤人 最も印象に残る試合は欧州CLバレンシア戦「この試合をやるためにシャルケに入った」

サッカー

2020.8.25

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バレンシアに勝利し喜ぶ シャルケの内田篤人とラウル 写真:アフロ

 鹿島アントラーズで選手生活にピリオドを打った元日本代表DF内田篤人(32)が8月24日、現役ラストマッチから一夜明けてオンラインで引退会見に臨んだ。

内田篤人 引退会見で明かした苦悩と鹿島への熱い思い

 内田選手は、2006年に清水東から高卒ルーキーとして加入した1年目にJリーグ開幕戦でスタメンに抜擢されて以降、主力に成長。シャルケに移籍する2010年までにJリーグ3連覇などに貢献し、8年間のドイツ時代を経て2018年に復帰した。

 約14年半のキャリアで、鹿島でのプレーはJリーグ148試合(3得点)を含めて218試合(7得点)を数える。ドイツ時代にはシャルケでのブンデスリーガ104試合(1得点)、UEFAチャンピオンズリーグ31試合(1得点)など全154試合(2得点)に出場。日本代表としては2008年1月のチリ代表戦でのデビューから2015年3月のウズベキスタン戦まで、通算74試合に出場し2得点をマークした。

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UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦 第2戦 シャルケvsバレンシア 写真:アフロ

 最も印象に残る試合を訊かれると、内田はシャルケで2011年にバレンシアと対戦したUEFAチャンピオンズリーグでベスト8入りを決めた一戦を挙げた。決勝トーナメント1回戦、アウェイの第1戦を1-1で引き分けてホームで迎えた第2戦を3-1で勝利した試合だ。

「3点目のカウンターの場面で、チームメイトが走り出したのを後ろから見て、スタジアム全体が揺れていた。この試合をやるために僕はシャルケに入ったのだと思えるほど印象的なシーンだった」と振り返った。

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内田篤人 (c)KASHIMA ANTLERS

 また、日本代表で臨んだ2度のワールドカップについては、2010年南アフリカ大会は出場機会がなかったが、2014年ブラジル大会では全3試合に出場した。「南アフリカ(大会)は世界とまだ戦える選手ではなかった。ブラジル(大会)は、あのレベルはシャルケの日常。大会してイメージしていたものだった」と振り返った。

 海外へ移籍する選手が増えている昨今の傾向には、「シャルケやドルトムントあたりで活躍する選手が出てきたらおもしろい。(海外に出て)勉強するというより、勝負してほしい」と話し、日本代表の同僚でもあった長谷部誠選手(フランクフルト)、吉田麻也選手(サンプドリア)、川島永嗣選手(ストラスブール)らの名前を挙げて、「自分の地位を確立できるぐらい活躍してほしい」と語った。

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2020 J1リーグ 内田篤人 引退試合 写真:アフロ


取材・文:木ノ原句望