【女子W杯】なでしこジャパン 初戦シュート26本 5-0の大勝 安定した守備と連携

サッカー

2023.7.25

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なでしこジャパン Photo by Maja Hitij - FIFA_FIFA via Getty Images

3大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパン日本女子代表が女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で好スタートを切った。

7月22日にニュージーランドのハミルトンで行われたグループC初戦でザンビアに5-0で勝利。相手のシュート数もゼロに押さえる圧勝で、求めていた初戦での勝点3を手にした。

FW宮澤ひなたが先制を含めて2得点し、FW田中美南、MF遠藤純、FW植木理子が1得点ずつを決めた。

いずれも、4得点に絡んだMF長谷川唯を中心に相手の背後のスペースを突き、両サイドを使った幅のある攻撃から生まれた。

安定した守備と連携

日本は最後まで攻め手を緩めず、放ったシュートは26本。それを安定した守備が支えた。

世界ランクで11位の日本に対してザンビアは77位。W杯出場経験でも9大会連続出場の日本に対してザンビアは初出場。

力量に開きがあったとはいえ、相手にシュートを1本も打たせない展開には集中力と的確な判断、連携の良さが不可欠だ。

日本は試合の立ち上がりからチーム全体で守備の意識と対応が良く、動きが落ちることもなく、両ウィングバックと最終ラインの連携もスムーズで相手を終始圧倒した。

ザンビアは、大会直前のドイツとの親善試合で2得点を挙げて勝利に貢献し、東京オリンピックでも2試合連続ハットトリックを決めていたFWバーバラ・バンダへボールを集め、そこに両サイドのFWレイチェル・クンダナンジやFWシオマラ・マペパが絡む形で攻め手を探ろうとしていたが、日本はDF熊谷紗希、DF南萌華、DF石川璃音の3バックを中心に冷静に対応した。

中でも今月4日に20歳になったばかりの石川選手は、この試合が代表戦3試合目で先発2試合目だったが、素早い寄せで厳しく相手を自由にさせず、相手のロングフィードもうまく対応して攻撃につなげるなど、堂々のパフォーマンスを披露した。

池田監督は、「大会初戦で勝点3をしっかり獲る、大事なゲームととらえていた。勝点3を獲れたことに満足している。選手たちが高い集中力を持って戦ってくれた。いろんな狙いを持ちながら、相手の変化を見て対応できた部分もあった。そういうところもしっかりできたと思う」と選手たちのプレーを評価した。

C組のもう1試合は日本戦の前日に行われ、スペインがコスタリカに3-0と勝利。この結果、日本がスペインに得失点差で上回って首位スタートとなった。

日本は26日にダニーデンで臨む第2戦でコスタリカに勝てば、31日のスペインとの最終戦を待たずに2位以内が確定してグループステージ突破が決まる可能性がある。

第2戦へ、移動を伴って中3日で迎える日本に対して、21日に試合をしたコスタリカの調整時間は一日多い。

池田監督は、「まずは回復に努めてコンディションをしっかり整えたい。その上でコスタリカの粘り強い守備に対してどうゴールを奪い、相手の攻撃にどう守備をするか。短い時間を効率的に使って選手と共有したい」と述べた。

初戦での快勝に海外メディアから優勝への期待を問われると、池田監督は、「2011年にチャンピオンになったのを見て育ってきた選手たちが多い。新しいチャレンジという気持ちで頂点を目指して戦う」と答えた。

文:木ノ原句望


なでしこジャパン 試合日程

■7/22(土) 16:00 KICK OFF
日本 vs ザンビア女子代表

■7/26(水) 14:00 KICK OFF
日本 vs コスタリカ女子代表

■7/31(月) 16:00 KICK OFF
日本 vs スペイン女子代表

※すべて日本時間