代表復帰の長友佑都「走れている。20代の時のようなコンディション」【サッカー W杯アジア2次予選】

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サッカー日本代表が3月21日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮と東京の国立競技場で対戦する。
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日本は昨年11月の初戦から2戦2勝で勝ち点6を手にし、現在B組の首位に立つ。
対戦相手の北朝鮮はシリアと1勝1敗で並びながら得失点差で上回って2位につけ、シリアが3位、勝ち点のないミャンマーが4位と続いている。
日本は今回の北朝鮮との2連戦で連勝すれば、6月の2試合を残してグループ2位以内が確定し、9月に始まる3次予選への進出が決まる。
久々の代表復帰で新たな戦力
久しぶりの代表復帰で注目と期待を集めているのが、DF長友佑都選手(FC東京)とFW小川航基選手(NECナイメヘン)だ。
長友選手は16強入りした2022年カタールW杯以来で、小川選手は2019年12月の東アジア4か国対抗のE1選手権以来4年3ヶ月ぶりの代表復帰となる。
長友選手は18日の代表合宿の初日から、チームメイトにボール回しでも積極的に掛け声をかけて盛り上げ、プレーでも激しさを出してチームをけん引している。
チームの雰囲気が明るく変わったと選手たちは異口同音に語り、MF/FW南野拓実選手(ASモナコ)は経験豊富な37歳DFへの信頼を口にする。
「チームにいいエネルギーを与えてくれる選手だし、彼の経験は本当に素晴らしい。ピッチでも1対1で負けているのを僕はあまり見たことがない。頼りになる」と述べて、「アジアの厳しさや、どういう精神状態で試合に挑むべきかも分かっているので、若い選手にもいいタイミングで声をかけることもできると思う。見えない部分だが、素晴らしいこと。チームに大きい影響を与えていると思う」と語る。
その点は日本代表指揮官も同様だ。アウェイを含めて厳しい2連戦を想定している森保一監督は、長友選手について「どんな時もポジティブで前向きに振舞ってくれる。彼がもたらしてくれるエネルギーに期待したい」と述べている。
長友選手自身、プレー以外での役割を察知して、「苦しい時こそ盛り上げるメンタリティの強さとかが必要。自分は誰よりもコントロールできる。悪い時こそ長友が必要だと思われる存在でいたいし、今回もそういう存在でありたい」と語っている。
もちろん、ピッチ上でも今季開幕からJリーグで好調なプレーを披露。代表合流直前の試合ではゴールを決めて、チームの勝利に貢献したばかりだ。代表でも相手ゴール攻略のためのサイド攻撃で、前線への攻め上がりや精度の高いクロスに期待がかかる。
2026年W杯で5度目の代表入りを「自分は決めている」という長友選手は、「動けているからこそ呼んでもらえたと思っている。コンディションもいいし、走れている。20代の時のようなコンディションを感じている」と表情は明るい。
森保監督は、「(所属)チームで存在感を発揮していいプレーをしている。改めて代表でも彼の力を出して戦ってほしい」と期待を寄せる。
アジアカップでの苦い経験を経て、復帰組という新たな戦力を加えた日本代表の戦いに期待したい。
北朝鮮とのホームでの第1戦は国立競技場で21日、19:20キックオフ。アウェイでの第2戦は26日、17:00開始予定だ。
取材・文:木ノ原句望