大谷翔平 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦は2打数無安打 申告敬遠2度。明日はエース山本由伸が先発

大谷翔平/山本由伸 PHOTO:Getty Images
<2025年10月13日(日本時間14日) MLB ナ・リーグ優勝決定シリーズ ミルウォーキー・ブルワーズ対ロサンゼルス・ドジャース@アメリカンファミリー・フィールド)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が、敵地で始まったブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発出場、2打数無安打、申告敬遠2度を含む3四球だった。
これでポストシーズン3試合連続ノーヒットとなった。チームは1点差でレギュラーシーズン6戦全敗のブルワーズに先勝したが、新守護神・佐々木朗希投手(23)は2点リードの9回に1失点して途中降板した。
大谷は地区シリーズ4試合で18打数1安打、打率.056で9三振と完全にブレーキとなっていた。
内角を厳しく攻められ、外角のボール球を追いかけるパターンの繰り返しに、指揮官は「甘い球を仕留めるチャンスを逃している。スイングの判断を修正する必要がある」と厳しい指摘をしていた。
そんな状況の中で迎えたリーグ優勝決定シリーズ第1戦。初回の第1打席は、相手先発左腕・アシュビーから四球を選んで出塁した。2球目までしっかり見極め、3球目に初スイング。少々のボール球でも初球から振っていった地区シリーズの姿からは、変化が見られた。3回1死無走者の第2打席は右腕プリースターの前に左飛に倒れたが、7球粘ってのものだった。
5回1死2塁の第3打席は、申告敬遠。7回1死無走者の第4打席は一ゴロに終わったが、救援左腕ケイニグが投じた3球目、内角低めのシンカーを捉えた当たりは大谷らしい高速の一打だった。そして9回1死二・三塁の場面では2度目の申告敬遠で、続くベッツの押し出し四球を呼び込み勝利に貢献した。
とはいえ結果的にはノーヒット。これでフィリーズとの地区シリーズ第2戦の第5打席から16打席連続無安打となったが、ロバーツ監督はこの日の大谷の献身的な打席を高評価。「今夜のショーヘイの打席内容については素晴らしいと思った」と称賛の言葉を贈った。
投手陣ではサイヤング賞左腕・先発スネルがブルワーズ打線を8回までわずか1安打に封じる圧巻の投球を披露。2点リードの9回からは佐々木への必勝リレーのはずだったが、新守護神がまさかの背信投球となってしまった。1死後、四球、二塁打、中犠飛で1失点。ポストシーズン5試合目で初失点の後、続く打者に四球を与えたところで降板となり、3番手トライネンが何とか抑えてリードを守り切った。
地区シリーズ第4戦では3イニングを完全投球で、地区シリーズ突破に導いた。「(スネルの続投と)五分五分の判断だと思ったが、ローキはこれまで本当にいい投球をしていたし、2点のリードがあった。私はローキを投げさせることに安心感を覚えていた」とロバーツ監督は投入の判断について口を開いた。
この日は100マイル超のストレートは1球もなかった。慣れないブルペンで、疲れが残っていたとしても不思議ではない。「前回3イニング登板した疲れが持ち越されていたかどうかは分からない。惜しい球もあったが、制球にズレがあった。つまり彼は少し不調だったということ」と指揮官は内容を分析した。
明日14日(同15日)の第2戦は、エース山本由伸が先発する。この日の内容からすると佐々木の連投起用の可能性は低い。山本の力投に期待がかかるが、ブルペン陣の運用が勝敗のカギを握りそうだ。
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