カーショウ 山本由伸の連投に驚嘆「中0日なんて僕は一度もない」今後については「しばらくは父親業に専念します」

野球

2025.11.4

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カーショウと大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2025年11月1日(土)(日本時間2日) MLBワールドシリーズ 第7戦 トロント・ブルージェイズ対ロサンゼルス・ドジャース@ロジャース・センター>

3勝3敗で迎えた運命の最終戦。延長11回、ドジャースが5対4でブルージェイズを下し、球団史上初のワールドシリーズ連覇を成し遂げた。

その歓喜の輪の中心で、ベテラン左腕クレイトン・カーショウ(37)は、静かに仲間たちの健闘を讃えていた。

「僕たちのスーパースターたちは、みんなチームのために何でもする意欲がある。それがこのチームを特別なものにしているんです」とカーショウ。

捕手ウィル・スミス、遊撃を守ったムーキー・ベッツ、一塁のフレディ・フリーマン――チームの顔ともいえるスター選手たちが、役割を超えて献身的に戦い抜いた姿を誇らしげに振り返った。

中でも、前日に96球を投げながら9回から連投し、3イニングを無失点に抑えて胴上げ投手となった山本由伸のパフォーマンスには、ベテランとしても驚きを隠せなかった。

「中0日で投げるなんて、僕は一度もやったことがありません。彼はきっと体が万全ではなかったはず。それでもチームのために投げた。あれこそがプロフェッショナリズムです」

勝利の瞬間は、意外にも本人には伝わっていなかったという。

「ウォームアップをしていたので、優勝したとは全く知りませんでした。併殺打の間に走者が生還して同点になったと思っていたんです。バーンズが"優勝したぞ"と教えてくれて、初めて気づきました」と笑う。

「もう一度フィールドに走り出した時には、正直ヘトヘトでした。信じられない気持ちでしたね」

勝ち越し本塁打を放ったウィル・スミスの活躍についても、カーショウは惜しみない賛辞を送った。

「彼の仕事ぶりについては言葉もない。骨折しながら18試合も捕手を務め、夜通し移動してはまたマスクをかぶる。スプリットやスライダーを身を挺して止め、そのうえでホームランを打つ。彼は間違いなくスーパースターの一人です」

さらに、自身を信頼し続けてくれたロバーツ監督にも感謝を述べた。

「僕には浮き沈みがありましたが、それでもドク(監督)が信頼してくれた。大事な場面で再びマウンドに立てたことに感謝しています」

この日の勝利を"人生で特別な瞬間"と語るカーショウ。

「これからずっと、"ワールドシリーズ第7戦で勝ったんだ"と言えるわけですから。本当に素晴らしいことです。こんな脚本は書けません」と笑顔を見せた。

今後について問われると「しばらくは父親業に専念します。5人目の子供が生まれるので、フルタイムの仕事は当分ありません。でも、もしまたチームの力になれるなら、何らかの形で関わっていきたいです。この組織は特別ですから」彼は少し照れたように笑った。

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