佐々木朗希が直面する『再現性の壁』制球難の本質はメンタルではなく技術

野球

2026.3.25

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佐々木朗希(c)SANKEI

<2026年3月23日(日本時間24日) オープン戦 ドジャース 7-7 エンゼルス @ドジャースタジアム>

オープン戦最終登板のドジャースの佐々木朗希投手(24)は大乱調で合計2回を投げて66球、5失点、8四死球、2三振と、開幕に向けて不安の残る結果となった。

佐々木が露呈したのは「制球力」以上に、"再現性の問題"だった。

本人も「ブルペンでは制球できていた」と語る通り、能力そのものではなく、試合環境で同じ動作を再現できていない点が最大の課題だ。

特に今回の投球では、『力を入れにいった際に制球が乱れる』『ストライクゾーンで勝負できない』という典型的なパターンが見られた。

これはメンタルの問題とも捉えられがちだが、佐々木自身は「野球は技術のスポーツ」と明言。

実際、球速は維持されており、フォームも大きく崩れていないことから、問題は"出力時の精度"にあると考えられる。

また興味深いのは、「考えすぎ」についても否定せず、「いろいろな要素はあるが、技術的な部分」と整理している点だ。つまり、打者が立った状況での投球設計やリリース精度のズレが、結果として制球難につながっている可能性が高い。

さらに、成功体験の不足も影響している。本人も「試合でどう成功体験を積み重ねていくか」と語っており、実戦でのポジティブな循環を作ることが今後の鍵となる。

一方で、コンディションや球速に問題はなく、基礎的な出力はむしろ向上している。つまり、土台は整っているが"試合での最適化"が追いついていない段階と言える。

開幕を前に、「課題を一つずつ潰すしかない」と語った佐々木。メジャーで戦うために必要なのは、能力ではなく"再現性"。

その壁を越えられるかが、メジャーでの成否を分けることになりそうだ。

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