スクーバル今季最速162.7キロ!39度の猛暑で6回1失点「ポストシーズンはアドレナリンの出方が違う」

野球

2026.10.5

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スクーバル PHOTO:Getty Images

<2026年10月3日(日本時間4日)ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ドジャース 5-3 ブレーブス@ドジャー・スタジアム>

ドジャースのタリック・スクーバルが3日(日本時間4日)、ブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第1戦に先発。6回2安打1失点、7奪三振の好投で、チームを5-3の勝利に導いた。

気温が39度まで上昇したドジャー・スタジアム。その猛暑の中でも左腕の球威は衰えず、4回にはオースティン・ライリーに対して今季最速となる101.1マイル(約162.7キロ)のフォーシームを投じた。

この日のフォーシームの平均球速も98.1マイル(約157.9キロ)を記録した。

スクーバルは初回、先頭のドレイク・ボールドウィンに安打を許したものの、そこから15打者連続でアウト。3回にはショーン・マーフィー、キム・ハソン、ボールドウィンを3者連続三振に仕留めるなど、5回までブレーブス打線を無得点に抑えた。

2-0で迎えた6回、先頭のマーフィーにソロ本塁打を浴びて1点差。さらに四球などで二死一、二塁とピンチを背負ったが、最後はマット・オルソンを左飛に打ち取り、リードを守った。

試合後、スクーバルは球速について聞かれると「ポストシーズンの試合ではアドレナリンの出方が少し違います」と説明。

「カウントが良くなり、少しギアを上げて力を込めました。2アウト2ストライクになると、ホームのファン全員が立ち上がって歓声を送ってくれます。それがさらに気分を高揚させてくれました」と振り返った。

そして「打たれるとしても自分のベストボールで勝負しようと決め、一球一球集中していました。球場の雰囲気とアドレナリンが球威を引き出してくれたのだと思います」と、大舞台で球速が上がった要因を明かした。

また、この日の暑さについては「間違いなく野球人生で経験した中でトップクラスに暑い試合でした」とスクーバル。

猛暑対策については直射日光を避け、水分を補給しながら、できるだけ早いカウントでイニングを終わらせることを意識したという。

「初回は少し長くなりましたが、先頭打者を出した後は15人連続で打ち取ることができ、テンポ良く投げられたのでスタミナを温存できました」と振り返った。

6回を投げ終えたスクーバルを打線も援護。その裏、カイル・タッカーの2ランとマックス・マンシーのソロ本塁打で一挙3点を奪い、5-1とリードを広げた。

スクーバルは6回で降板。2安打1失点、2四球、7奪三振でNLDS初戦の勝利投手となった。

試合後、ロバーツ監督も「タリックは素晴らしかったと思います」と称賛。ストレートに加えてチェンジアップ、スライダーも評価し、「この過酷なコンディションの中で6回を投げ切ったのは見事でした」と左腕の投球を称えた。