長男が誕生して心身共に逞しくなった若松佑弥が再起「頑張るのは当たり前」

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2020.11.6

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来る11月6日、全世界に配信されるONE Championship『ONE:INSIDE THE MATRIX II』の全5カードが発表された。
メインイベントにはキャムラン・アバゾフ(キルギス)にジェームス・ナカシマ(アメリカ)が挑戦するONEウェルター級世界チャンピオンシップが組まれている。

その中で日本人ファイターとして唯一出場するのは若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)。
昨年10月の日本大会ではキム・デファン(韓国)を相手に判定勝ちを収めながら、試合中に右手を骨折して以来の一戦だ。

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若松は「正直、デファン戦は思い出したくない」と振り返る。
「途中から右(の拳が)が使えなかったので、左ジャブに切り替えることができたのは良かったけど、周りから見たらつまらない試合だったかもしれない。その後2カ月ほどで完治し、思い切りパンチを打てるようになりました」

約1年ぶりとなる今回の復帰戦ではキム・キュソン(韓国)と対戦する。
キュソンは日本のHEATなどで活躍後、昨年5月ONEでデビュー。184cmという長身を活かした打撃が武器で、昨年11月に組まれたONE2戦目では右アッパーで藤澤彰博とのKOしている。

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キュソンの印象を聞くと、若松は「自分とは同じ階級とは思えないほど身長が高い選手(若松の方が11cmも低い)で、典型的なアウトボクサーという印象ですね」と答える。
「自分のように動き回る選手ではないけど、寝技もしっかりできるし、気持ちの強い選手だと思います」

昨年12月、長男が誕生したことをきっかけに、若松の意識には大きな変化が現れたという。
「いくら体を作っていても、試合して勝たないと金をもらえない。自分が犠牲になって家族のためにやらないといけないという責任感は前とは違う。頑張るのは当たり前。試合までの期間にそうするだけではなく、試合も仕事だと思いながら闘います」

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背負うべきものが多くなった若松は、以前より間違いなく心身共に強くなっている。

(スポーツライター 布施鋼治)