【ヤクルト】勝ちに導ける4番へ!村上宗隆が背負う”責任”「もっと成長してチームに必要な選手になりたい」

野球

2021.3.9



「注目されてなんぼなんで。これが今だけかなって。どんどん成績を残していったら打つのが当たり前。そういうレベルに早く達したい」

リーグを代表するバッター。まだ21歳。ヤクルトの若き4番、村上宗隆。

去年の活躍は凄まじいものだった。打点、ホームランは巨人・岡本和真に次ぐリーグ2位。そして、一昨年に最下位だった打率は一気に5位に。持ち前のパワーに確実性を手に入れ、リーグ屈指のバッターへと村上が成長を遂げた。

しかし、1億円プレーヤーの仲間入りを果たした契約更改の日、口にした言葉は「打てずに負けて悔しい思いして責任を感じる。そういうことが多かった」だった。

"責任を感じる"

その言葉を象徴する打席があった。昨年、9月5日。同点で迎えた9回、1アウト満塁と一打サヨナラの大チャンスに回ってきた打席。しかし、結果は空振り三振。試合は延長の末、敗れてしまった。

シーズン中盤、村上は満塁のチャンスで中々結果を出すことができなかったのだ。

しかし、9月26日の阪神戦。ようやく満塁でヒットが飛び出す。その後同点で迎えた6回には、決勝ホームラン。この日全打点をたたき出した村上に高津監督も、「4番バッターで勝てた」と、賛辞を送った。



村上はヒーローインタビューで、「ずっと満塁の場面で打てずにいたので、なんとか打ちたいと思って打席に入りました」と語った。

チームの勝利が何よりも嬉しい。

「やっぱり自分も打って勝つのが1番ですけれど、勝てば打たなくてもすごく報われる」

勝ちに飢えた4番が、勝ちに導ける4番へ。

迎えた2021年シーズンのキャンプイン。 オープン戦で「完璧」と語るほどの豪快なアーチを放った日。試合後、さらにバットを振り込む4番の姿があった。



「もっともっと4番として成長することが1番だと思いますし、Aクラスに入ってクライマックスシリーズに出場できるように。優勝争いして、優勝できるように」

最大の目標である勝利のために。優勝に導くのが4番であり、自分。

「とにかく負けてばっかりなんで、次は勝てるように、勝ち続けられるように。チームの4番として成長して、チームに必要な選手になりたいなと。もっともっと活躍して、頑張りたいなと思います」

21歳の4番、村上宗隆。

チームの勝利を強く想う彼の一振りが、今シーズンのヤクルトを明るく照らす。