大谷翔平 チームは勝利ならずも4打数3安打の固め打ち ロバーツ監督「技術的な部分がハマってきている」

野球

2026.6.2

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    大谷翔平 PHOTO:Getty Images

    <2026年6月1日(日本時間2日) アリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャース@チェース・フィールド>

    ドジャースの大谷翔平投手(31)が、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場、4打数3安打の固め打ちも勝利には結びつかなかった。

    それでも3試合ぶりの3安打でゲンのいい6月をスタートさせ、今季も「ミスター・ジューン」として爆発を予感させる試合となった。

    大谷の"月"がやってきた。6月の打率は月別で最も高い.316で、本塁打も最多の62本を記録している。エンゼルス時代の23年には月間最多タイの15本塁打を放ち、月間MVPを獲得した。昨年こそ、5月に15本塁打を放ち「ミスター・メイ」と呼ばれることもあったが、本来大谷は「ミスター・ジューン」なのだ。

    初回の第1打席こそWBCで優勝したベネズエラ代表の左腕ロドリゲスの93.4マイル(約150.3キロ)速球の前に三ゴロに倒れるも、3回先頭の第2打席ですぐにお返しする。

    外角の89マイル(約143.2キロ)カットボールを逆らわずに左中間へ運ぶ二塁打で出塁し、三進後フリーマンの三ゴロで先制のホームを踏んだ。

    5回1死無走者の第3打席では、内角ボール球の92.5マイル(約148.9キロ)シンカーに対応し、詰まりながらも中前安打を放った。大谷の状態がいい時は、センターからレフト方向へ鋭い当たりが出ている時だ。

    まさに2、3打席目はその通りの打撃で、上昇ムードを感じさせた。

    そして1-2と逆転されて迎えた8回の第4打席でも、大谷は魅せた。3番手左腕ガルシアの98.4マイル(約158.3キロ)シンカーを打ち損ねて二塁へのボテボテのゴロとなったが、もちろん大谷は全力疾走。慌てた二塁マルテが打球を弾き内野安打となり、第3の武器"足"を披露した。

    「技術的な部分でいくつかハマってきている。最近では一番フレッシュな状態に見えるし、広角に打つ意識がいい方向に出ていると思う。すべてが今のいい流れにつながっている」

    ロバーツ監督は試合前、大谷の打撃状態をこんな言葉で表していたが、まさに言葉通りの打撃内容で6月を好内容でスタートした。

    試合後は「ショーヘイにマルチ安打が出たことはよかった」と語った指揮官。3日(同4日)の次回登板でも、"リアル二刀流"で出場することを明らかにした。打率は.289に急上昇。最近2試合、二刀流で登板した試合では、ともに先頭打者アーチを放っている。

    大谷にしかできない、投手大谷に送る"援護弾"。「ミスター・ジューン」にとっては、造作もないことかもしれない。

    テレ東リアライブ編集部